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テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:時事・ニュース 国内
正午すぎ、新衆議院議員宿舎で、この部屋に住む松岡利勝農相が首をつっているのを、同室を訪ねてきた秘書が見つけた。 午後0時29分に119番通報を受けた救急隊が、現場で蘇生(そせい)措置を行って慶応大病院(新宿区)に搬送した。赤坂署によると、松岡農相は心肺停止状態だったが、午後2時、死亡を確認した。 同署によると、松岡農相は同日正午に宿舎を出る予定だったが、正午過ぎになっても、部屋から出てこなかったため、秘書が室内に入ったところ、松岡農相がリビングのドアの上部に、布製のひもをかけて首をつっているのを発見した。待機していた警視庁の警護官(SP)に連絡した。 秘書は同日午前10時ごろ、宿舎内で松岡農相と話しており、この時には、特に変わった様子はなかったという。 農水省出身の松岡農相は「農水通」として知られ、手厚い農家保護を主張。かつては、コメの自由化反対運動のリーダーとして、同志の連判状を作り、国会前で座り込みの抗議を行ったこともある。 松岡氏をめぐっては資金管理団体の「ナントカ還元水」問題や事務所費の不透明な支出や、入札談合事件で理事らが逮捕された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」に関連する団体からの献金問題など「政治とカネ」をめぐる問題が野党から次々と追及されていた。 参議院戦を夏に控え安倍政権に松岡農相の自殺が与えたショックは大きいだろうが、現時点ではその波紋がどう広がるのかは未知数だ。自殺に関しては同情するコメントも聞かれるが、きっちりと「説明責任」を果たさずに真相を墓場まで持っていったことで今後の追及の矛先は任命権者の安倍首相へと向けられるのは確実になってきた。 なお、後任は若林環境相が代行し、天皇陛下の欧州歴訪からの帰国を待って正式に決定される見通しだ。 ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ←是非クリックして下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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