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カテゴリ:映画の話題
5月は少なかった4月から本数的には少し立ち直り、前半にGWがあったことも理由で9本となった。 1.ツォツィ(南アフリカ・イギリス)90点 昨年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した南アの作品。極貧生活から抜け出そうとしながらも、定職に就かず窃盗や恐喝や殺人に手を染める少年ギャング団の話。アパルトヘイトの終わった南アでは、黒人社会内部でも格差が広がりつつあるそうした点が描かれていたお薦め作品。 2.輝ける女たち(フランス)71点 カトリーヌ・ドヌーブ主演のフランス映画。一人の男性の死を端にあらゆる人間模様が交錯するフランス映画らしい展開。 3.ママの遺したラヴソング(アメリカ)88点 ジョン・トラヴォルタとスカーレット・ヨハンソン共演の映画。亡くなった歌手であった母の温もりを知らずに育ったヨハンソンと母の交際相手だったトラヴォルタと彼の教授時代の助手の男性との奇妙な三人の生活が母の遺言で始まる。そこで意外な彼女の過去や生い立ちが分かる。人気抜群のヨハンソンのセクシー・シーンは無いが、彼女の違う一面が見られる。 4.ドレスデン、運命の日(ドイツ)78点 第二次大戦のドレスデン空襲をドイツ製作で作った映画。空襲が迫っているドレスデンでは、病院経営一家の娘と二人の男を巡るドラマが展開されていた。空襲をした英国側と被害者側のドイツの双方の視点で描かれている点がミソ。 5.ロッキー・ザ・ファイナル(アメリカ)80点 ロッキー・シリーズの文字通り最終作。還暦を迎えたロッキーが現役の世界ヘビー級王者とエキジビション・マッチに臨む。スタローンの肉体は流石に年齢を感じさせるが、アメリカ人好みの「不屈の闘志」「家族愛」はここでも健在だった。感動のラスト・シーンは必見。 6.バベル(メキシコ)81点 菊地凛子がアカデミー賞にノミネートされたことで一躍注目された。映画の流れとしてアメリカ、メキシコ、日本、モロッコが舞台だがこの映画のタイトルの意味が理解できないとこの映画全体も理解出来ないだろう。娯楽映画だと思って単なる好奇心で見ると失敗しますよ。 7.恋愛睡眠のすすめ(フランス・イタリア)83点 ミシェル・ゴンドリー監督(男性です)が手作り感満載で作った映画。まるで学校の映画愛好会が作ったかのようなシーンまで出てくる。見ていてほのぼのとする作品に久し振りに遭遇した。都内では単館上映なのが残念だが、DVDなどで是非観ていただきたい。 8.リーピング(アメリカ)71点 アカデミー賞2度授賞のヒラリー・スワンク主演のスリラー映画。彼女のオーラが他の出演者を喰ってしまった。奇跡を解明するうちに聖書に書かれている現象が現れたりと、途中からストーリーの展開が変ってくる。パート2が製作されそうなエンディングだったが...。 9.主人公は僕だった(アメリカ)77点 「プロデューサーズ」で見せた個性的な役が印象的なウィル・フェレルが、独身の税務調査官を演じる。自分の知らない所で運命が決められていくのを止める事が出来たのか? ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ←是非クリックして下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.16 22:04:25
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