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テーマ:プロ野球全般。(13347)
カテゴリ:野球・大リーグ
ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手がイチローを三振斬りにした。 敵地シアトルでの交流戦マリナーズとの0-3の六回から登板、イチローを空振り三振に仕留めるなど、2回を1安打4奪三振の好投だった。 39歳のオールド・ルーキーが老かいな投球術で2回を4奪三振。敵地をどよめかせ、沈黙させた26球に「完ぺきというのは人間、不可能ですから。今日は結果がよかったですし、自分らしいピッチングができました」と笑みを浮かべた。 イチローとの対戦は2イニング目に入った七回。打席には先頭打者のイチロー。97年のオールスター戦(神宮)以来、10年ぶりの対決。「どんなふうに攻めようか、配球を頭の中で考えてマウンドに上がった」と言う。 初球、予定通りの内角高め137キロ直球のボール球を意識的に投げ相手の目線を上げる。2球目は外角チェンジアップ(かシュート)でストライク。3球目、イチローが自信をもっている内角低めスライダーで空振りを奪いカウント2-1と追い込むと、最後は外角低め、地面を叩いた112キロの“レインボール”カーブで16試合連続安打中の“打ち出の小づち”に空を切らせた。 これで3試合連続無失点。「1回1回が勝負。呼ばれた時に精いっぱい、自分らしいピッチングをしていきたいなと思います」。その表情は充実感でいっぱいだった。 この配球は恐らく桑田が捕手をリードして決めたのだろう。一球ごとに球種とコースを丁寧に変えてイチローから三振を奪うのは、やはり彼の長いキャリアがなせる業だろう。マウンドからの打者の臭いを嗅ぎ取る、これは高等なプロの技術を持った二人の対決だった。 イチロー: 「もちろん打つ気満々でいきましたよ。あそこで打ち取っていただきたいなんて全く思ってない。でも…、参りました」。 「(桑田さんは)昔の自分でないことを受け入れている感じがする。それはなかなかできるものではない。ボール球で勝負することを受け入れている」。 ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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