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2007.06.23
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カテゴリ:音楽

the traveling wilburys remaster.jpg
Disc 1 Traveling Wilburys Volume 1

Disc 2 Traveling Wilburys DVD

Disc 3 Traveling Wilburys Volume 3


【PV】(You Tubeより)
Handle With Care
End Of The Line






【Disc 1】Traveling Wilburys Volume 1
1.Handle With Care
2.Dirty World
3.Rattled
4.Last Night
5.Not Alone Any More
6.Congratulations
7.Heading For The Light
8.Margarita
9.Tweeter And The Monkey Man
10.End Of The Line
11.Maxine (previously unreleased/bonus track)
12.Like A Ship (previously unreleased/bonus track)

【Disc 2】Traveling Wilburys DVD
1.The True History Of The Traveling Wilburys
2.Handle With Care
3.End Of The Line
4.She's My Baby
5.Inside Out
6.Wilbury Twist

【Disc 3】 Traveling Wilburys Volume 3
1.She's My Baby
2.Inside Out
3.If You Belonged To Me
4.Devil's Been Busy
5.7 Deadly Sins
6.Poor House
7.Where Were You Last Night
8.Cool Dry Place
9.New Blue Moon
10.You Took My Breath Away
11.Wilbury Twist
12.Runaway (bonus track)
13.Nobody's Child (bonus track)

【Member】
George Harrison(元ザ・ビートルズ、故人)
Jeff Lynne(元E.L.O.)
Bob Dylan
Tom Petty(ハートブレイカーズ)
Roy Orbison(故人)

【アルバムについて】
トラヴェリング・ウィルベリーズは元々、故ジョージ・ハリスンが自分のアルバムのシングルB面用に録音した曲のゲストに起用したことから構想が広がっていった。レコード会社は当然のようにB面曲には豪華すぎるメンツなのでストップをかけた。
ジョージのアルバムのプロデューサーを務めていたジェフ・リンがウィルベリーズのアルバムでもプロデュ-スを務める。尚、メンバーは全員ギタリストであり、曲によってジェフ・リンがキーボードやベースを弾いている。ドラムを出来るメンバーを補充するために、ジョージの旧知の仲間でもあるジム・ケルトナーが起用されている。

Disc 1の詳細はトップをクリックすると詳細があるので読んでもらいたい。ここでの2曲のボーナストラックは初登場音源ではないだろうか?11はジョージの曲ではないかと想像出来るが、今回のアルバムの企画にはジョージの奥方のオリヴィア夫人と息子のダーニが関係しているようなのでお蔵入りだった音源を今回の目玉として収録したのだろう。

Disc 2のDVDは私が買ったバージョンは欧州盤なので映像に英語の字幕が付いているが当然の様に日本語はなし。字幕を追えればそれ程難しい英語ではなかったので大体理解出来た。
1は訳23分に渡ってウィルベリーズ結成の経緯が主にジョージから語られており、それらにあわせてメンバーのインタビューが前半に収録。そのあとは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートが所有する山小屋のような家のなかにある録音機材を使ってセッションするようすが収められている。
セッションの様子とインタビューを各曲のエピソードなどを交えてメンバーが談笑する様子など楽しく見れる。2~6はPVで個人的には5と6は始めてみた映像だった。

Disc 3は当時も物議を醸したように「2」が飛んでいるのは何故か?定説になっているのは「1」の完成直後にロイ・オービソンが急死(DVDでもトム・ペティがそのことを哀しげに語っている)したので、彼の後任としてデル・シャノンを起用することになった。
ところがそのデル・シャノンも亡くなり、一説には「2」は既に完成していたが彼の死をもって「封印」したと言われる。
今回の企画盤で「2」が収録されると密かに期待したのですがね。
「3」は「1」のようなリラックスした雰囲気とは異なるサウンドであり「1」より音に厚みが生じていた。ここでのボーナストラックの12は企画アルバムに収録されていた曲で、13は1のシングルB面として収録されていた。そして、まさにこの13こそはデル・シャノンの大ヒット作である。

今回の企画盤は米国の「RHINO」社の企画であり、過去のアルバムの音源を整理し発売することに定評のあるR社に感謝しなければね。日本盤は7月中旬の発売だが基本的にDVDに日本語字幕が付くので分かりやすいでしょうね。
さらに、今回は「デジタル・リマスター」化されての発売となっている。当時の音と比較すると高音が透き通るような伸びやかに感じるが、こうした音の比較は苦手なのでとりあえず論評はここまで。

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Last updated  2010.11.19 21:18:01
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