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テーマ:プロ野球全般。(13348)
カテゴリ:野球・大リーグ
史上初のランニング本塁打を放って、日本選手初の最優秀選手(MVP)。シアトル・マリナーズのイチロー外野手、サンフランシスコ(ジャイアンツの本拠地)で行われたオールスター戦でまた、大リーグの歴史に足跡をしるした。 第3打席でイチローが放った打球を追う普段はレフトのグリフィー(レッズ)が背走する頭上を越えてフェンスを直撃すると、打球はグリフィーの予想とは逆方向のライト側に跳ねた。大きく跳ねた打球を追うグリフィーとイチローの足との競争となったが、グリフィーの返球より早くイチローは楽々とホームインした。この瞬間、メジャーの球宴史上初のランニング・ホームランは達成された。 日本人はイチローのほか、ドジャースの斎藤隆投手が出場したが、レッドソックスの岡島秀樹投手の登板機会はなかった。 【イチローの打席】 第1打席 ライト前ヒット 第2打席 レフト前ヒット 第3打席 ランニング本塁打・2打点 イチローのコメント --7度目のオールスターの感想は 「楽しかった。出ることはもちろん意義のあることなのですが、やっぱり選手は結果を出さないと駄目だな、と。これまで6年オールスターに出ていましたが、決して満足のいく状態ではなかった。初めて楽しいオールスターになりました」 --そこでMVP獲得 「日本でもとったことがない。あれだけゲームに出ていながらなかった。最終的にものすごくどきどきさせられたが、生涯忘れられないものになる」 --チームメートとの交流について 「普段は敵として戦っているが、7年ともなると何回か会う選手はいる。そういう選手たちが声を掛けてくれたりするのがすごくうれしいし、すごい選手たちを周りに見ることでルーキーだったときの気持ちを思い出す。毎年この時期は、この気持ちを忘れたくないと思いますね」 --MVP受賞は後半戦に向けてモチベーションになるか 「そうなればいいとは思うが、個人の力は小さなもの。こればかりはどうかと思う。僕は自分の仕事をきっちりやっていきたい」 来季以降の契約内容について、シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」は5年総額1億ドル(約122億円)と伝え、スポーツ専門放送局「FOX」の電子版は5年総額9000万ドル(約109億8000万円)から1億ドルと報じた。 イチローの契約に関しては様々な報道がされていたが、ここに来て一気に契約が大詰めを迎えていたことが発覚した。マリナーズとの契約交渉はシーズン中に行われていたようだ。もしマリナーズとの契約交渉が纏まらなければ、シーズン中のトレードも噂されていただけにマリナーズも一安心だろう。 ←楽しいブログが満載! ←西武ライオンズやプロ野球のことならここ ←メジャーリーグのことならここ 人気blogランキングへ←映画のことならここ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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