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テーマ:相撲(1790)
カテゴリ:スポーツ・格闘技
日本相撲協会から2場所出場停止処分を受けた横綱・朝青龍の師匠、高砂親方(元大関・朝潮)は7日、朝青龍が6日夜に協会指定の精神科医の診察を受け、「急性ストレス障害」と診断されたと発表した。
高砂親方は「一両日は静観し、また会って話をしたい」と話した。診察に同席した相撲診療所の吉田博之所長は「同じ状態で放っておくのはよくない。入院させるか、モンゴルに帰国させる手もある」と説明した。 診察は吉田所長が紹介した今坂康志医師が6日夜、約30分行った。吉田所長によると、朝青龍は(昼でも)部屋のカーテンをすべて閉じて暗くし、ソファーに腰掛け、音を消したテレビを見て無表情、話しかけても返事が帰ってこないという。吉田所長は「短時間で正確な診断は難しいが、詐病ではない。すねたり、我を張っている状態ではない」と話した。 「説得に失敗しました」。2場所連続出場停止処分で謹慎中の横綱・朝青龍宅を訪ねた師匠の高砂親方。 訪問後の記者会見の第一声でこう言ってうなだれた。6日に続く2回目の訪問で、改めて謝罪会見の開催や入院などを説得したが、朝青龍は応じなかった。高砂親方は「10日も訪ねる。納得してくれるまで行く」と、粘り強く話し合う意向を明らかにした。朝青龍が入院の説得に耳を貸さなかったことで、ますます「仮病疑惑」が深まるだけで本人にもプラスには働かないのは明らかだ! 高砂親方によると、1時間半にわたり「記者会見して、腰やひじも含めて通院、入院して治そう」と繰り返し言い続けたが、朝青龍は「どうしてこんな事態になったのか」と語り、大きな騒ぎになってしまったことに納得していない様子だったという。 皮肉なことに、現在大相撲一行は北海道を巡業中だが大盛況だそうだ。今回の一連の騒動が逆に地方の大相撲ファンが巡業へ足を運ぶ格好の材料を提供した形になった。巡業担当の親方衆も当初は横綱不在による観客減を心配していたが、そんな心配は無用となった。 朝青龍は自分が撒いた種とはいえ、こうなる前に彼が横綱に昇進したころにしっかりと教育を協会ぐるみで行わなかったつけが回ってきた。師匠の高砂親方は「現役時代は大関」止まりで、その豊かな才能を生かすことが出来ず横綱にはなれなかった。 角界では、弟子が師匠の現役時代の地位を抜くことでお互いに微妙な距離が生じるそうだ。今回の騒動も大関だった師匠が大横綱の弟子に強く指導できない「遠慮」があったと私は思ってしまった。 ←朝青龍関係のブログはこちらで! ←西武ライオンズやプロ野球のことならここ ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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