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カテゴリ:野球・大リーグ
Wシリーズは舞台をボストンからデンバーに移し、2連勝中で王手をかけたいレッドソックスは松坂大輔投手が日本人初先発。コロラド・ロッキーズの松井稼頭央内野手は「1番・二塁」で先発出場。 元西武ライオンズの先輩と後輩の対決は1回ウラにいきなりやってきた。稼頭央は松坂が投じた「ストライクを取りにきた外角へのストレート」を右中間にはじき返すヒットを放つ。この打球をライトのドリューが弾いた隙に2塁を陥れた。 3回の第2打席は2-3と粘った末に空振り三振。この打席では外角中心の配球ながら、球速に緩急を付け内角に一球配した末の三振だった。 第3打席は5回だった。第2打席で三振した球をミートし三遊間に鋭い打球を飛ばした。これを処理したショートのルーゴが3塁へ送球しセカンド走者を封殺したが、このプレイが無ければ完全に内野安打(記録はショートゴロ)だった。 第4打席は2球目を3塁線にセフティー・バントを敢行し見事に打球を殺し内野安打で出塁し、その後、盗塁を仕掛けセーフになるなど軽快な動きが目立った。これがきっかけになってRソックスは岡島をホリデイに投入したが、ホリデイは初球をバックスクリーンへ叩き込む3ラン本塁打を浴びせ1点差と迫った。 試合はレッドソックスが1点差に迫られたが、その後も加点し10-5で勝ち、3連勝で3年ぶり7度目の制覇にあと1勝とし松坂が勝利投手に輝いた。 ◆松井稼の打席別結果(松坂との対決は第3打席まで) 第1打席 1回 中安打 第2打席 3回 三振 第3打席 5回 遊ゴロ 第4打席 7回 三内野安打⇒2盗成功! 第5打席 8回 中安打 ◆松坂の打席別結果 第1打席 2回 三振 第2打席 3回 左安打 打点2 第3打席 5回 二ゴロ ◆松坂の投球内容 回数 5回1/3 打者 23 球数 101 被安打 3 奪三振 5 与四死球 4 失点 2 自責点 2 ▼レッドソックス・松坂投手 「(ワールドシリーズ初先発初勝利)試合にかかるプレッシャーは前回のリーグ優勝決定戦の方が重く、精神的には幾分楽に感じた。チームが勝ってほっとしている。」 ▼レッドソックス・岡島投手 「あの1球だけだった。つながれたら嫌だったので逆に本塁打で良かった。勝って良かった」 ▼ロッキーズ・松井稼内野手 「大輔(松坂)の良さが出ていた。いろんな角度、コースからストライクが取れる。(第4戦は)思い切りやって勝つ。それだけ。大輔(松坂)とは対戦できてうれしかった。攻略できなかったチームとしての悔しさはある。 (想像していた松坂とどう違ったか) 「制球がよかった。外角のツーシーム、真っすぐ、スライダーの出し入れがしっかりとできていた」 (戦ってみて松坂の印象は) 「落ち着いていた。(レ軍が)6点先制したし、いいリズムで投げていたと思う。カット(ボール)などでもストライクをとれる大輔のよさがでていた」 (投手として成熟したか) 「まだまだではないですか。大輔の力ならもっと成長すると思う」 ▼レッドソックス・フランコナ監督 「松坂は速球が良く、チェンジアップも切れていた。(2点適時打には)松坂は自分でいい打者だと言っていたからね。」 ▼ロッキーズ・ハードル監督 「第4戦に勝たなければいけないということ。それ以上でもそれ以下でもない。まずは(計7安打の)相手の1、2番を止めないと。」 ←「松坂、稼頭央対決!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「日本シリーズ関係」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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