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テーマ:プロ野球全般。(13346)
カテゴリ:野球/パ・リーグ
キャンプもいよいよ中盤に差し掛かり紅白戦や練習試合も組まれるなど、体力強化の前半から中盤は実戦での勘を養い結果も同時に求められてきます。 オープン戦は後半に組まれるのでまだまだ各球団の新戦力は未知数ですが、現有戦力を元に今季のパ・リーグを管理人が勝手に占います。埼玉西武ライオンズは既に2回に分けて掲載しましたので、今回は5球団の寸評です。セ・リーグは後日掲載します。 [北海道日本ハム] 今年のファイターズはヒルマン監督から梨田監督へとバトンタッチした上に、戦力面でもエース格だった金村を阪神へ放出し、更に、東京ヤクルトとの間で3対3のトレードを敢行するなどチームカラーも替わりそうだ。 やはり、チームの最大の注目は「20年に一人の逸材」とも言われる中田翔内野手の新人王獲得が出来るかに掛かっている。 小笠原、新庄、田中幸、セギノールと打の看板選手が相次いで去っていったチームにあって中田翔はチームというよりリーグを代表するスラッガーとしての成長が期待される。長打力のある2年目の金子洋は1軍定着出来れば面白い。 投手陣はダルビッシュが大黒柱として牽引することになるが、金村の抜けた穴はヤクルトから加入の左腕藤井がどこまで穴埋めが出来るか次第だ。阪神から加入の左腕中村と二人が投手陣に良い刺激をもたらせば今年も優勝候補だ。 あとは、梨田監督がヒルマン監督が築いたカラーを壊さず伸ばすことが出来るか次第だ。 [東北楽天] 昨年は4位「躍進」を果たし今季は大胆にも「Aクラス」どころか「優勝」を目指すと威勢が良い野村監督。 昨年の躍進はルーキー田中の活躍でチームが活気付いたのと、超ベテラン山崎が「予想外」の大活躍をしてことが大きかった。 田中が2年目のジンクスを吹き飛ばす活躍をし、大・社ドラフト1位の左腕長谷部の活躍とエース岩隈の復調があれば「Aクラス」も夢ではない。 打撃面では山崎に昨年並みの活躍を期待するのは酷だが、経験を積んだ若手・中堅クラスが抜け出すと面白い。フェルナンデス、リックの二人の額面通りの成績も期待される。 [千葉ロッテ] マリーンズは「YFK」が抜けて磐石だった7~9回の継投パターンを築けるかがポイント。抑えは新外国人のアブレイユが定着できれば内、川崎、荻野、出戻りのシコースキーあたりが7・8回を任せられれば安心出来る。 小林宏、成瀬、久保、小野、俊介らの先発陣は磐石だがエース清水直が夫人逝去の影響で精神的に立ち直れるか心配だ。先発として無理な場合は抑えかセットアッパーでの起用もあるか?北京五輪期間中は成瀬、小林宏に俊介が選出されると夏場の駒不足が懸念される。 打撃陣は長打不足に泣いたが、ズレータの故障が癒えてホークス時代のように30本塁打を超えるようだと得点力がアップする。 [オリックス] 昨季は最下位に終わったオリックスは、オフにカブレラ(前西武)と浜中(前阪神)を獲得し打線のてこ入れを図った。 カブレラ獲得でラロッカ、カブレラ、ローズと外国人トリオが機能すれば相手投手への脅威となるがローズもカブレラも故障を抱えてのプレイだけに肉体面での不安は大きい。 その一方で、相変わらず機動力を発揮出来る選手が少なくコリンズ監督の頭痛の種は解消出来ていないが2年目の大引がどこまで出来るか楽しみだ。 投手陣はパウエル(JP)獲得でローテの一角を担う予定が狂った。それでも昨季途中からローテに定着した金子がシーズン通して働けば二桁も見えてくる。但し、強力なエースが不在なのが弱点。候補の平野は夏場以降を乗り切るスタミナアップで2桁を狙いたい。抑えは加藤大で固定されるだろう。 [福岡ソフトバンク] エース右腕和巳の手術離脱で急遽オリックスからパウエル(JP)を「強奪」したが、6月23日からの登録で開幕からの戦力としての計算は立たない。更に、オフに手術した左腕和田の回復が遅れ開幕に間に合わないのも誤算。 和巳、和田の穴埋めは外国人投手の中4~5日間隔での先発とルーキー大場で乗り切りたい考えだがいずれも未知数なだけに不安は残る。 抑えは馬原が故障無しで働けば万全だが、中継ぎ陣に不安が残る。 打撃陣は小久保、松中、多村の中心打者がどこまで期待通り働けるだろうか?小久保も手術の影響で万全ではなく、松中も2年連続で不振なだけに巻き返せるだろうか?北京五輪期間中の川崎の代役は果たして誰に?松田、江川らの若手野手の成長に期待が掛かる。 ←「キャンプ情報」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.13 21:58:25
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