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カテゴリ:音楽
スティーヴィー・ワンダーの公演以来ほぼ約1年ぶりのコンサートは、「The Police」の再結成コンサートでした。 彼らが残した「Every Breath You Take」(見つめて欲しい)はロック史に残る名曲として語り継がれるのは間違いないが、その後、バンドは解散しメンバー其々のソロ活動が活発となる。 中でも中心人物のスティングはソロ・アーティストとしてもポリス時代を上回る活躍を見せるなど、その実力は世界中に知れ渡っていますね! 私はスティングのソロ・コンサートは東京ドームで見ました。 ステージ構成は、セカンド後方とセンターにかけてステージはセットされていた。円形のステージの上には3面のスクリーンに演奏中のメンバーの映像が映し出される。ステージ両端には縦長のスクリーン、更にその横にスクリーンがそれぞれセットされ観客はこのスクリーンを通して演奏している姿を観ることになる。 スクリーンはアリーナ席の最後部にもセットされ、こちらはスタンド席に陣取る観衆用だ。 メンバーはスタンドから向って左側がスティング、右側がアンディ・サマーズ、中央高い位置にスチュワート・コープランド。スチュワートの背後には大きな銅鑼が、右側には鉄琴や打楽器関係がセットされていた。 鑑賞日:2008・2・14 会場:東京ドーム 【セットリスト】 1.Message In A Bottle 2.Synchronicity 2 3.Walking On The Moon 4.Voices Inside My Head 5.When The World Is Running Down 6.Don't Stand So Close To Me 7.Driven To Tears 8.Hole In My Life 9.Every Little Thing She Does Is Magic 10.Wrapped Around Your Finger 11.De Do Do Do De Da Da Da 12.Invisible Sun 13.Walking In Your Footsteps 14.Can't Stand Losing You 15.Roxanne Encore 1 16.King Of Pain 17.So Lonely 18.Every Breath You Take Encore 2 19.Next To You スティングの息子による前座の演奏も終りいよいよ緊張感が高まる。場内に流れていたFYC(ファイン・ヤング・キャニバルズ)の「グッド・シング」が終り、急に音が大きくなりレゲェの名曲「No Woman No Cry」が流れると本番が近くなってきたと感じた。 1.Message In A Bottle 19:35、定刻より5分遅れで演奏が始まった。スチュワートがドラムセットの後方に設置されて銅鑼を力強く叩いてコンサートは始まった。 スティングはソロ時代もこの曲を頻繁に歌っていたが、その時はテンポを落としていたがここではしっかりとオリジナルに忠実に歌っていた。演奏の途中で「コンバンハ、トーキョー」と叫んでいた。 2.Synchronicity 2 1曲目が終わると息つく暇も無く畳み掛けるように2曲目へ突入する。2曲目と同時にステージのライティングが一気にカラフルになった。アルバムのジャケットにあるのと同じ色遣いだった。 スティングの声も、アンディのギター・ソロもカッコウよく演奏の乗りも中々良い! 演奏終了後、スティング「アリガトウ、コンニチハ、アイシテマス!」のMC。 3.Walking On The Moon 幻想的なライティングにかわる。スティングの声のつやは良さそうであった。演奏終了後、スティング「ドウモ、アリガトウ!」のMC。この後、次の曲に移る前に場内に手拍子を要求するスティング。 4.Voices Inside My Head 4と5曲目は1,2曲目と同じように一気に畳み掛けるスタイル。 5.When The World Is Running Down ここで一気にテンポアップする。途中のアンディのギター・ソロもハードに弾いていて気持ちもこもっている。スティングのベース、スチュワートのドラムスも力強かった。 6.Don't Stand So Close To Me ポリスのヒット・シングルで人気度も高い曲。ピンク主体のライトに変わり、アンディが途中で何故かおどけた表情でギターを弾いていた。 7.Driven To Tears スティングの「1,2,3」のカウントで始まる。 アンディのギター・ソロはハードな演奏で既にエンジン全開状態だった。スチュワートの腕の回転が早くスピード感のあるドラミングも見事。ライトの動きも曲にあわせて早かった。 8.Hole In My Life スティング演奏前に「イェ~と言うから続いてくれ!」のMCで始まる。場内の反応はイマイチだった。演奏後、「Thank You!」 9.Every Little Thing She Does Is Magic これもヒット・シングルで人気の高い曲。スティングの表情にも余裕が感じられてきた。赤と黄のライティングの中で演奏するスティングのベースが唸りまくっていた。 10.Wrapped Around Your Finger 1曲目前と同じようにここでもスチュワートが銅鑼を叩いてからスタートする。アップテンポな前曲から一転してここではテンポを落とす。スチュワートはドラムセットを一旦離れて小さいシンバルを叩く。スティックではなく太鼓用のバチを使い中間でドラムセットに復帰、そしてドラムセットを又も離れて今度は鉄琴へ移りドラムで終わる目まぐるしい展開。スチュワートの器用さが目立った演奏だった。ライトも曲調にあわせて音なし目だった。 11.De Do Do Do De Da Da Da 黄色のライトで始まり~白~黄色と目まぐるしく変わる。ドーム内に「ドゥ,ドゥ,ドゥ...」がこだまする。人気が高い曲で観衆も楽しそうだった。 12.Invisible Sun ステージの両脇と後方のスクリーンには難民の子供が映されていた。赤と黄が中心のライティング。 13.Walking In Your Footsteps スティングがイントロでパンフルートのような笛を吹く。どことなくワールド・ミュージックのようなスティングのソロ時代のような雰囲気の曲。途中、スクリーンには人間の足元と恐竜の姿が映された。 14.Can't Stand Losing You アンコール前の曲。スティングが「イヨ~イエ~」と叫び観衆に続くように要求する。曲のテンポも早くロックのコンサートらしくスピード感抜群で盛り上がってきた。スティングのノリも良いぞ! 15.Roxanne (歌詞に合わせて)赤いライティングの下でレゲェのリズムが心地良い。スティングの「ロ~クサ~ン」と年齢を感じさせない透き通る声と唸るベース、そこにアンディとスチュワートの演奏も絶妙に絡んでくる。観客のノリも最高潮に達してきた。 ~アンコール1~ 16.King Of Pain 20:53に一旦幕となるが場内には当然ながらアンコールを求める拍手が鳴り止まない。20:55、3人が再びステージに現れる。スティングのソロ・コンサートでも度々披露されていたこの曲でアンコールの幕開け。スティングの表情は柔和で格好良い!ギター・ソロの唸りとドラムのリズムが抜群。 17.So Lonely 前曲から間髪を入れずに続き明るい青と緑のライティングが場内を照らす。サビのアップテンポなパートがいかすナンバー。アンディのギター・ソロにベースとドラムスが引っ張られるようなバトルはロックバンドらしかった。演奏後の拍手も多かった。 18.Every Breath You Take ここで遂に登場したこの曲!ギターが奏でるあのフレーズ。スティングのソロ・コンサートでも聴いたがやはりこの三人で聴くのとでは感動が違う。青いライトが中心のステージで、東京ドームの聴衆全てが待ちわびていた瞬間だ!演奏終了後、スティングがアンディとスチュワートを紹介し大歓声の中で終了する。 ~アンコール2~ 19.Next To You 21:14、スチュワートとスティングが消えて終りと思えたが、アンディがおどけた表情を見せ二人をステージに呼び込む。スティングは余力を振り絞って熱唱し、聴衆もそんな彼の熱い思いに応えるように声援を送る。 21:20、スティングとアンディがステージ上でジャンプして演奏が終了した。大歓声が何時までもこだまする中で、三人は肩を組んで東京ドームのファンにお辞儀をして公演は終了した。 スティングの声の調子も良さそうだったし、三人の演奏も熱くその意気込みが伝わってきた。唯一残念だったのは、東京ドームという会場の特性もあるが音が反響し過ぎて聴き辛かった!ポール・マッカートニーの時は苦にならなかったのだが、今回は酷かった! ←「ポリス日本公演」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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