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カテゴリ:映画/ホラー・サスペンス・スリラー
13.28週後...
■原題:28 Weeks Later ■製作年・国:2007年、イギリス・スペイン ■上映時間:104分 ■日本語字幕:松浦美奈 ■鑑賞日:1月26日、新宿グランドオデヲン座(歌舞伎町) ■公式HP:ここをクリックしてください □監督・脚本:ファン・カルロス・フレスナディージョ □脚本:ローワン・ジョフ、E.L.ラヴィニュ、へスス・オルモ □製作:エンリケ・ロペス=ラヴィニュ、アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ □製作総指揮:ダニー・ボイル、アレックス・ガーランド □共同製作:バーナード・ベルー □撮影:エンリケ・シャディアック □編集:クリス・ギル □プロダクション・デザイナー:マーク・ティルデスリー □音楽:ジョン・マーフィー
軍医のスカーレットはアリスが感染者ながら発症していないと診断し、責任者のストーン少佐にワクチン開発を迫る。隔離されたベッドで再会を果たしたドンとアリスだが、感染していたアリスの菌がこの時の接触でドンに感染してしまう。 感染したドンは僅かな理性を頼りに子供達を捜すが、責任者の一人でもあるドンはセキュリティ・システムを次々と突破しウィルスは密室の中で増大してしまう。 パニック状態になった住民らを、ストーン少佐は医療センター内の一室に隔離してしまう。外に逃げ出した住民に対しては、容赦なく射殺指令が発せられる。 アンディも狙撃手のドイル軍曹の標的になりかけるが、逆に命令に背いて救出へと向う。一方、スカーレットはタミーを守り倉庫に潜んでいたところ、ドイルとアンディと合流することに成功。 そうしている間に、街区はナパーム弾で破壊され焼却される運命が待っていた。命からがら逃げてきたドイルらの身を案じて、仲間の操縦士フリンが救出ポイントを指示し向うが感染者らが押し寄せ失敗。今度はウェンブリー・スタジアムのグラウンドでの合流を目指し突っ走る。 何とかスタジアムに辿り着いたが、追いすがってきた感染者の中に亡くなったと思われたドンが。しかし姉妹の二人は心を鬼にしてドンと対峙し撃退するのだった。 そしてフリンとスタジアムのグラウンドからヘリで、感染者がいないと思われるパリへと向ったのだったが...。パリは安全か?それとも... 【鑑賞後の感想】 前作の「28日後...」を観ていないので、ここに至るまでの経過は分からないまま観た。 いきなり山荘でひっそりと暮らしていたところに、味方の静止を振り切って少年を小屋に入れようとしたのが全ての失敗の元だった。 無情にも夫は妻を見捨てる形で山荘から連れ出さずに一人で命からがら逃げて、何と隔離施設の責任者に収まっているという設定で始まるストーリー。責任者の立場を利用してスペインに逃れていた子供達を真っ先に帰国させるが、子供達が当然ながら母親の最期に不信感を持った。 この時抱いた不信感が、実は、その後感染した父との対決時の感情面で繋がっていた。ゾンビ化した父と対峙しても、子供達は臆することなく父を退治することに成功する。 ゾンビ物映画の常で、常に身の危険を感じながらも味方になってくれる大人が廻りにいる。今回は軍医とヘリの操縦士らが、仲間や司令官を裏切る形で子供達の逃走を助けて脱出する。脱出先に選ばれたのがパリでそこに行きつく事で平安を得られるはずだった。 ところがラストシーンでこれで楽になれると思ったが束の間で、パリにもゾンビ化した感染者達が到達するところで終わる。という事はこの映画はその気になれば「28週後...」から更に発展して「28ヵ月後...」とか作れるのではないかと思ったりした。悪乗りして子供が成長してからの話で「28年後...」とか!お~い、誰か止めてくれ~! でも、ホラーやサスペンス系映画って大概こういうエンディングで気を持たせるんだよね! 【自己採点】(100点満点) 68点。何だかホラーなんだけど正体不明の細菌の怖さが今ひとつ現実的で無いような気がした。 ←映画「28週後...」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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