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テーマ:ニュース(99954)
カテゴリ:時事・ニュース 国内
1981年にロサンゼルスで妻一美さんを殺害したとして、いわゆる「ロス疑惑」で殺人などの容疑で三浦和義元被告が米国自治領(北マリアナ連邦)のサイパン島で逮捕された。 三浦被告がサイパン空港で旅券を提示した際に、入国管理官の表情が見る見る変わり青ざめていった。係官が見ていたコンピューターには逮捕状が発行済みであることを示していた。早速、警察に連絡し三浦元被告の身柄を確保した。 三浦元被告は連行される際に「日本では無罪判決が出ている」と叫び、連行される車内で窓を激しく叩いていたそうだ。 ロサンゼルスで裁判を受ける可能性があるとしている。サイパンの空港警察当局は、ロサンゼルス市警の逮捕状に基づき、元被告を22日午後、拘束したと語った。日本の捜査当局は逮捕を確認していない。 同紙によると、三浦元被告がサイパン島を訪れるとみて、ロサンゼルス市警はグアムとサイパンの当局と捜査協力。元被告は同島の空港で逮捕された。市警などはサイパン当局に元被告の身柄引き渡しを求めている。 1985年、警視庁が殴打事件の殺人未遂容疑で元被告と知人の元女優を逮捕、1988年には銃撃事件の殺人容疑で元被告と駐車場経営者を逮捕した。 銃撃事件では1994年、東京地裁が無期懲役の判決を言い渡したが、98年、東京高裁が無罪判決を言い渡し、2003年、最高裁が検察側の上告を棄却、無罪が確定した。殴打事件では元被告と元女優の実刑が確定した。 この事件は管理人が大学生時代に発生した事件で、当時は連日ワイドショウを賑わせていた。事件発生当時は三浦元被告は「悲劇の主人公」的な扱いだった。それが一変したのは週刊誌が「疑惑の銃弾」として掲載したことが発端だった。 事件現場はその後「観光名所」と化し、私もロスに行った際に観光バスが現場傍のハイウェイを通った際にガイドさんが「ロス疑惑の事件現場が見えます」と案内していたのをはっきりと覚えている。その時の印象は「こんな目立たない場所が現場か...」と思った。 三浦元被告には「保険金殺人事件」として疑いの目が彼に集中した。 彼の派手な女性関係、はたまた水ノ江瀧子の隠し子説などその遍歴に注目が集まった。当初は意に介していなかった三浦元被告にも、週刊誌報道がきっかけで捜査の手が身辺に及びはじめてからは雲行きが怪しくなってきた。 「フルハム・ロード」なるカフェ兼輸入雑貨店を開業し話題を振りまいたが、直ぐに経営に行き詰まるなど派手な生活を支える収入源は「保険金」と揶揄されていた。 ▼ロス銃撃・殴打事件とは... 1981年11月、米国ロサンゼルス市内で三浦和義元被告の妻一美さんが頭に銃撃を受け、約1年後に死亡、一緒にいた三浦元被告も左足に重傷を負った。 1984年、週刊文春の連載「疑惑の銃弾」をきっかけにマスコミが保険金殺人疑惑として報道。警視庁は1985年9月、銃撃事件の3カ月前に一美さんがロス市内でハンマーのようなもので殴られケガをした殴打事件の殺人未遂容疑で三浦元被告らを逮捕。 1988年11月に東京地検が銃撃事件の殺人罪で起訴した。殴打事件は1998年9月、三浦元被告の実刑判決が確定し、2001年1月に刑期満了。銃撃事件は一審で無期懲役だったが、二審は逆転無罪に。最高裁も2003年3月に検察側の上告を棄却し、無罪が確定した。 ←「ロス疑惑の三浦元被告を米当局が逮捕!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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