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2008.02.24
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カテゴリ:アメリカ映画
14.ウォーター・ホース
■原題:The Water Horse:Legend Of The Deep
■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:112分
■日本語字幕:戸田奈津子
■鑑賞日:2月1日、新宿ミラノ2(歌舞伎町)
■公式HP:ここをクリックしてください
ウォーター・ホース.jpg
□監督:ジェイ・ラッセル
□脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
□原案:ディック・キング=スミス
□製作:ロバート・バーンスタイン、バリー・M・オズボーン、ダグラス・レイ、チャーリー・ライオンズ
□製作総指揮:チャールズ・ニューワース
□撮影監督:オリヴァー・ステイプルトン
□編集:マーク・ワーナー
□衣装デザイナー:ジョン・ブルームフィールド
□美術監督:トニー・バロー
□音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト


◆エミリー・ワトソン(アン・マクマロウ)第二次大戦に出征したまま音信普通の夫の消息を気にしながら息子アンガスを育てる母
◆アレックス・エテル(アンガス・マクマロウ)音信不通の父を待ちわびる少年
◆ベン・チャップリン(ルイス・モーブリー)軍を除隊してマクマロウ家の下働きとして住み込む
◆デヴィッド・モリッシー(ハミルトン大尉)マクマロウ家の屋敷を宿舎としている中隊のリーダー
◆クルーソー:ネス湖を住処にする伝説の生き物。アンガスに育てられ友情を育む

【この映画について】
スコットランドのネス湖(管理人も旅行で行きました!)で水面から長い首を突き出して悠然と泳ぐ伝説の生き物「ネッシー」の写真。
世界で物議をかもしたこの写真については最近この写真を撮ったトリックが解明されたが、ニセモノ写真が撮られた背景には本物の感動秘話があったという発想から生まれたのが本作だ。
英国のベストセラー作家ディック・キング=スミスの夢溢れる小説を「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのスタッフが完全映画化した。
撮影の大部分はニュージーランドでのロケでスコットランドに見立てて行われたそうだ。
【ストーリー】(一部ネタばれあり)
第二次世界大戦に真っ最中、出征したまま音信普通の父を待つ少年アンガスは、母アンと姉のカースティと3人で暮らすが孤独だった。
或る日、アンガスは何時も遊んでいるネス湖で大きな不思議な石の塊を見つけてこっそりと持ち帰る。その石は青く光る卵のようで、そこから生まれてきたのは見たことも無い生き物。しかし、最初に見たアンガスを親だと勘違いしたのか直ぐにアンガスに馴れる。アンガスはこのやんちゃ坊主のような生き物に「クルーソー」と名付け、離れの小屋で母や姉に内緒でこっそりと飼う事にした。

そんな頃、マクマロウ家をイギリス軍が押し寄せてきて将校たちの宿舎にすると言い出した。リーダーのハミルトン大尉らは、ネス湖と通じる海にナチス・ドイツの潜水艦が来るのを撃退する積りだ。
そして軍がやってきてから、今度はマクマロウ家に下働きとして一人の男ルイス・モーブリーが雇われ離れ小屋で住込むことになりアンガスはクルーソーの存在がばれないか気が気でなかった。

成長の早いクルーソーの存在はやがて姉のアンとモーブリーの知るところとなった。モーブリーはクルーソーをケルト人の古い伝説に出てくる「ウォーター・ホース」だと教えてくれた。歳を取ると卵を一つだけ産んで死ぬので、何時の世にも一匹しかいない孤独な存在なのだと。
モーブリーはウォーター・ホースは本来の生息地であるネス湖に帰すべきだと忠告する。情が移ってしまっているアンガスには辛いことだが、日に日に成長し何時の間にか強大な生物と化したクルーソーの姿を見て承諾するのだった。

ここからネタバレに注意!!

クルーソーをネス湖に帰してからもアンガスは度々クルーソーの背中に乗ったりして遊んでいた。しかし、そんなクルーソーを目撃した釣客の通報で、クルーソーを捕獲しようという動きが活発になってしまう。更に、マクマロウ家に宿泊している軍隊がクルーソーを敵国潜水艦と勘違いし砲撃命令をハミルトン大尉が下してしまう。

クルーソーを捕獲しようという動きと、爆撃を緩めない兵士達に戸惑うアンガス、アン、モーブリーらは必死に助けようとする。
クルーソーは何とか海とネス湖が繋がっているところまで泳いできたが、そこにはハミルトンらが仕掛けた罠があった。アンガスはクルーソーを身を案じるが...。
【鑑賞後の感想】
「ウォーター・ホース」とは直訳すれば「海(湖)の馬」であるが、この映画で出てくる「愛すべき」?キャラはまさに「馬面」をした怪物のような生き物だ。生まれた頃は流石の怪物も、単なるヤンチャ坊主で愛くるしい表情をしている。その怪物もあっという間に人間の考えも付かないスピードで「怪物」そのもののサイズに成長する。

この怪物の正体をアンガスの年齢では理解出来ず、名誉除隊したモーブリーによってその知識はもたらされた。アンとアンガスはこの生き物を何とか母と大尉にばれないようにと、小屋に隠したりバスタブにつけて皮膚が乾かないようにしたりとケアをしていた。
それでも母に怪しまれて何度も見つかりそうになりながら隠し通せたのだったが、ネス湖に帰ってからその正体がばれてしまう。

アンガスは消息不明の父を慕っており孤独な心を、クルーソーとの交流で満たしていたのだった。そのクルーソーを泣く泣く手放しながらも、以心伝心でクルーソーを湖畔の桟橋で呼び出し怪物になっても二人の絆は結ばれたままなのは心温まるシーンである。

時代が第二次大戦中ということもあって、ネス湖で敵艦を迎撃する訓練をしていた兵隊達に潜水艦と間違われるのは「実話」ということになっているが本当かな?
クルーソーは最後は海へと消えていき二度とアンガスと会うことは無かったそうだが、クルーソーはちゃんと知らないうちに帰っていたというところで、この物語は最初と最後で繋がっているという設定になっている。

映画の語り部は、地元のパブに偶然入店して店に飾ってあったネッシーの写真をみていた、冷やかし半分の観光客へ事の顛末を説明していた一人の老人だった。この老人こそが成長したアンガスだった。
ストーリーとしては特に盛り上がる部分は多くないが、それでも展開としてはアンガス少年の成長期と重なる。人間的な成長をクルーソーとの交流を経て遂げた物語は、鑑賞後に爽快感をもたらしてくれた。

余談ながら管理人は15年前にネス湖まで旅行してきました。この映画でネス湖のシーンとして使われていロケ地はニュージーランドらしいです。密かに本当のネス湖でのロケならと期待していましたが、ニュージーランドの風景も私がみた15年前のスコットランドと似ていて驚きました。
また、行って見たいな~そんな気分にさせてくれた映画でした。
【自己採点】(100点満点)
81点。アンガスが大尉に鍛えられるシーンは不要なのでは?

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Last updated  2009.06.22 21:26:01
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