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カテゴリ:映画の話題
個人的には「フォーリング・スローリー」が『ONCE ダブリンの街角で』(アイルランド映画)の挿入歌として歌曲賞を受賞したのは嬉しかった。この映画はサントラ盤が全米でも1位に輝くなど素晴らしい成績を収めていたが、殆ど手作りのようなストーリーながら音楽は素晴らしかった。歌曲賞部門では分が悪いかもと思っていただけに受賞は凄いことだ。 一方で最近日本でも注目を浴びる外国語映画賞は、現在公開中のオーストリアの『ヒトラーの贋札』が獲得。 浅野忠信はカザフスタン映画「モンゴル」での受賞こそならなかったが、今回外国語映画部門でノミネートされたことで日本でも4月上旬から全国拡大公開が決まった。更に、米国でも6月から700館以上での公開が決定するなど、この映画への注目は高いようだ。 「モンゴル」はモンゴル語で制作されカザフスタン、ロシアを中心とした4カ国共同制作で3部作とのこと。今回のノミネーションで次回以降の賞レースでは期待出来るかも。 日本人関連では昨年に続いて2年連続でメイクアップ賞部門でノミネートされた辻一弘氏(米国在住)は今年も受賞はならなかった。 日本人は俳優部門の渡辺謙、菊池稟子やメイクアップ部門の辻一弘、外国語映画賞とノミネートはされるものの受賞を逸してきている。来年こそは是非、日本人が栄冠に輝く姿をみてみたい。 【受賞作品リスト】 作品賞 『ノーカントリー』 主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 助演男優賞 ハビエル・バルテム『ノーカントリー』 主演女優賞 マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』 助演女優賞 ティルダ・スウィントン『フィクサー』 監督賞 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督『ノーカントリー』 長編アニメ賞 『レミーのおいしいレストラン』 短編アニメ賞 『ピーター・アンド・ザ・ウルフ』(原題) 美術賞 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』 撮影賞 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 衣装デザイン賞 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 ドキュメンタリー長編賞 『「闇」へ』 編集賞 『ボーン・アルティメイタム』 外国語映画賞 『ヒトラーの贋札』 メイクアップ賞 『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』 作曲賞 『つぐない』 歌曲賞 「フォーリング・スローリー」『ONCE ダブリンの街角で』 音響編集賞 『ボーン・アルティメイタム』 音響賞 『ボーン・アルティメイタム』 視覚効果賞 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 短編実写賞 『ザ・モーツァルト・オブ・ピックポケッツ』(原題) 脚色賞 『ノーカントリー』 脚本賞 『JUNO/ジュノ』 ←「アカデミー賞受賞結果」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
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