|
テーマ:映画館で観た映画(8524)
カテゴリ:アメリカ映画
18.アメリカン・ギャングスター
■原題:American Gangster ■製作年・国:2007年、アメリカ ■上映時間:157分 ■日本語字幕:松浦美奈 ■鑑賞日:2月10日、渋東シネタワー(渋谷) ■公式HP:ここをクリックしてください □監督・製作:リドリー・スコット □脚本・製作総指揮:スティーヴン・ザイリアン □製作:ブライアン・グレイザー □製作総指揮:ニコラス・ピレッジ、ブランコ・ラスティグ、ジム・ウィテカー、マイケル・コスティガン □撮影監督:ハリス・サヴィデス □編集:ピエトロ・スカリア □衣装デザイン:ジャンティ・イェーツ □美術:アーサー・マックス □製作補:ジョナサン・フィレイ □音楽:マーク・ストライテンフェルド
「ブルー・マジック」は安価で好品質という噂があっという間に広がり、フランクのビジネスは軌道に乗り故郷へ凱旋し、久し振りに母と再会し弟達をNY近郊に呼び寄せ販路を広げた。 その頃、同僚だったジェイの命を奪った「ブルー・マジック」の供給元を特定する捜査が始まった。 フランクは私生活では常に慎重だったが、ボクシングの試合会場で警察にマークされてしまう。フランクはその頃、ベトナム戦争が終結に向っていることで米軍が撤退すれば輸送ルートを絶たれることから危機感を持っていた。 リッチーらの執念の捜査でフランクの素性と搬送ルートを特定した警察は、輸送機が到着する空港へと向った。予感は的中しさらに集合住宅内の加工工場を急襲し、派手な銃撃戦の末に押さえることに成功した。 警察の捜査は遂にフランク自身へと及び、日曜礼拝に出かけていた教会で母と妻の前で逮捕される。 リッチーの取調べで、フランクは関与してきた麻薬ビジネスの全てを白状するという司法取引に応じた。こうして警察を巻き込んだNY最大の汚職は発覚し、70年の刑から15年に短縮され1991年に出所した。 逮捕されてから、リッチーとフランクの関係はどうなったのだろうか?そこの部分だけは映画館かDVD発売時にご確認下さい。 【鑑賞後の感想】 デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの大物スターが共演となると、それだけでワクワクしてみてしまいたくなる。 スクリーンでストーリーを追っていても、二人が同じ画面に何時になったら登場するの?って思いながらも見続けていた。そうしたハリウッドの戦略?にまんまと乗せられた私ですが、その二人だけのシーンは後半のエンディングに近い場面で実現! だだっ広い取調室でリッチーがフランクの事情聴取をし、司法取引を実現させて取引の全容を告白させるシーンだ。このシーンには勿論セリフが脚本で用意されていたのだろうが、そうした作られたセリフというより二人のアドリブがかなり入っていたのではと感じた。 このシーンを観ただけでこの映画のストーリーが分かってしまうのだが、やはり、黒人が麻薬界のボスに君臨するようになる過程もしっかりと描いていた。そこにフランク自身の家庭事情や育った環境が入り込み、更には、アメリカの社会情勢までを盛り込んだストーリーは、複雑に入り組みながらも分かりやすかった。 最後に、NY警察の縄張り意識は日本でも県警の縄張り意識は強いがあちらも似ている。更に、NYではアメリカらしく麻薬組織と警察が密接な関係にあるのもここでは描かれていた。 ネタばれになるのでラストは書けませんが、この最後のオチもアメリカらしかったです。 【自己採点】(100点満点) 82点。ドラッグを供給する側は、需要がある限り供給を続けるのでしょう。そのボスが誰であっても...。そんな印象を持ったラスト・シーンでした。 ←映画「アメリカン・ギャングスタ」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.19 21:34:05
コメント(0) | コメントを書く |