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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2008.03.07
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カテゴリ:ヨーロッパ映画
20.行け、ラペビー
■原題:Vas-y Lapebie!
■製作年・国:1988年、フランス
■上映時間:27分
■鑑賞日:2月16日、銀座テアトルシネマ(京橋)
■公式HP:ここをクリックしてください
行け、ラペビー.jpg
□監督:ニコラ・フィリベール
□製作:MC4、パテ、カナル・ブリュス
□編集:ネリー・ケティエ
□撮影:オリヴィエ・ゲノー、フレデリック・ラブラス
□録音:フレディ・ロット、ジュリアン・クロケ
□製作協力:国立映画センター
キャスト

◆ロジェ・ラペビー:ツール・ド・フランスの1937年の優勝者

【この映画について】
1937年のツール・ド・フランスで伝説的な勝利者となったロジェ・ラペビー。半世紀以上が過ぎ77歳になった今でも、毎週300kmを自転車で走る。
「自分自身を愛するより自転車への愛情の方が勝る」とまで言い切るほど、自転車を愛するラペビーとは?
【映画の内容について】
ロジェ・ラペビーは1937年の6月当時は注目される存在ではなかった。腰のヘルニアを患っていた彼は外科手術を勧められていた。大会は数多くの波乱を呼びながら、ラペビーは優勝を飾った。
それから50年が経っても、彼は現役選手並の生活を続けている。厳格な食事療法、毎週30kmを走り込み、週末には友人達と競技に参加する。
今でも毎年、ツール・ド・フランスには運転手として参加し仲間たちとの旧交を温める場にもなっている。
【鑑賞後の感想】
元々これを観にいった訳ではなく、「動物、動物たち」との併映であったので観た。フィリベール監督はドキュメンタリーを扱う監督であり、この作品はTV用に製作された作品。
それでもこの日本では無名のツール・ド・フランスの優勝者ロジェ・ラペビーなる人物の過去と、現在が自転車というキーワードで繋がっていることを示す製作方法は分かりやすかった。
当時77歳だったラペビーが現役選手並みにトレーニングを積んでいるのは驚きだったし、彼の人物像にまで踏み込んでいたのは好感を持てる。
【自己採点】(100点満点)
70点。27分でラペビーの全てが分かるとは思えないけど...

21.動物、動物たち
■原題:Un Animal,Des Animaux
■製作年・国:1994年、フランス
■上映時間:59分
■鑑賞日:2月16日、銀座テアトルシネマ(京橋)
■公式HP:ここをクリックしてください
動物、動物たち.jpg
□監督・撮影:ニコラ・フィリベール
□製作代表:セルジュ・ラルー
□共同製作:レ・フィルム・ディシ、フランス2、フランス国立自然史博物館、大工事プロジェクト省察委員会
□編集:ギイ・ルコルヌ
□撮影:フレデリック・ラプラス
□録音:アンリ・マイコフ
□音楽:フィリップ・エルサン
キャスト


◆動物たち=剥製の動物たち

【この映画について】
世界最古にして最大の科学博物館ともいわれるパリの国立自然史博物館。その動物学大ギャラリーは四半世紀ものあいだ扉を閉ざしていた。その扉が眠りから醒めるときがやってきたのは、大改修が決定したからだった。そのリニューアルに際して、ドキュメンタリー監督ニコラ・フィリベールが、数万にも及ぶ標本や剥製が眠る世界へ見るものを誘ってくれる。この映画は1991年から1994年の改修工事の期間に撮影されたが、日本での公開は今回が初めて。
【映画の内容について】
博物館の暗い館内に、見慣れた動物やエキゾチックな動物が美しく整頓されているが、その動物たちは「剥製」でどれも動物園のように動くことは無い。
永い眠りの間に傷んでしまった動物たちもいる。学芸員の中には、自分たちの大切な動物たちが最良の形でいられることだけに気をつけているものがいる。空間の設計士、剥製師などは真剣に剥製の再生に向けて仕事に打ち込む。
ニコラ監督は、そんな博物館で働くスタッフの秘めた情熱を時には感動的に、ユーモアを込めて、情熱的にカメラで映し出す。独自の分類システム、展示方法の検討に忙しいスタッフの仕事の様子が次々とカメラに収められる。
動かなくなった動物たちを、如何にして生前のように生き生きとした表情で飾らせるかとの思いを込めた作業は、もう一つの命が花開くようでもある。
【鑑賞後の感想】
フィリベール監督作品では「パリ・ルーヴル美術館の秘密」を観たときにその手法に感嘆した覚えがある。今回の作品と同じように、ルーヴル美術館の舞台裏を覗き見したような気分になれて楽しかった。
この「動物、動物たち」は同じ趣向で、ここでの主役は「動物」であり、その動物を扱うスタフに焦点を当てている。長年倉庫で眠っていた莫大な数の剥製。その剥製がどこからどういう経緯で持ち込まれたのかを、頭の中で張り巡らせながら映像を見ていた。
剥製の動物たちは、すでに永遠の眠りについているのだが、博物館に展示されるなかで再び剥製師らによって新たな命を与えられる。
陳列するスタッフらは分類に忙しい。収納ケースから出された動物たちが展示後に与える人間への影響など動物らは黙して語らない。語らない動物から、見物客は一つでも多くのことを学んでもらいたいし、それらを「採集」した人物の思いも感じたいと思った。
【自己採点】(100点満点)
65点。この作品の評価は難しい。

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Last updated  2009.08.25 23:32:40
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