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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2008.03.18
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カテゴリ:ヨーロッパ映画
26.裏切りの闇で眠れ
■原題:Truands
■製作年・国:2006年、フランス
■上映時間:107分
■鑑賞日:3月1日、武蔵野館(新宿)
■公式HP:ここをクリックしてください
裏切りの闇で眠れ.jpg
□監督・脚本:フレデリック・シェンデルフェール
□脚本:ヤン・ブリオール
□製作:エリック・ネヴェ
□共同製作:カルシャルドン、ラ・ショーヴ・スリ、スタジオ・カナル
□編集:イレーヌ・ブルキュア
□撮影監督:ジャン=ピエール・ソヴェール
□衣装:ナタリー・ラウル
□美術:ジャン=マルク・ケルドゥリュ
□音楽:ブリュノ・クーレ
□音響:フィリップ・ルコック
□主題歌:マリアンヌ・フェイスフル
キャスト


◆ブノワ・マジメル(フランク)一匹狼のギャング
◆フィリップ・コーベール(クロード・コルティ)闇社会の実力者で凶暴な男
◆ベアトリス・ダル(ベアトリス)クロードの情婦
◆トメル・シスレー(ラルビ)アラブ人のギャングで出所してきたばかり
◆メディ・ネブー(イシャム)ラルビの従兄でラルビを迎えに行く
◆オリヴィエ・マルシャル(ジャン=ギィ)無慈悲なギャング
◆リュドヴィック・シャンデルフェール(リッキー)クロードの手下のギャング
◆アラン・フィグラール(ムラッド)クロードの用心棒

【この映画について】
暴力が支配するパリの闇社会。裏切りが裏切りを呼ぶこの世界に生きる男たちをハードに描いた、新時代のフレンチ・ノワール(フランス犯罪映画)。映像は徹底したリサーチによってリアルに構築されており、酒をあおる仕草1つとっても、そこには男たちの哲学が垣間見られる。
主人公のフランクを演じたブノワ・マジメルは、誰よりも賢く冷静で痕跡を残さず契約を利履行するプロフェッショナル。ヴェルサーチを身につけ、シャンパンにも車にも女性にもこだわりを通す。それと対照的なクロードをフランス演劇界の重鎮フィリップ・コーベールが見事に演じた。
【ストーリー】(ネタばれ一部あり)
フランスの闇社会に生きるフランクは、仲間のジャン=ギィと共に危険な仕事を請け負っていた。彼の確実な仕事ぶりには闇社会の実力者・クロードも一目置いている。クロードは裏切り者には容赦なく、暴力で闇社会を牛耳る男。
しかし麻薬取引でひと騒動があった後、クロードとベアトリスの家に突然、警察が踏み込む。その場で、偽造車検証がみつかり逮捕、投獄されてしまう。これをきっかけに闇社会に動揺が走る。誰がクロードを売ったのか?フランクの周囲もにわかに動き始め…。

1年後、クロードを出し抜いての商売に意気軒昂なイシャムとラルビは、女の売買にも手を出し、クロードと敵対するボス「ギリシャ人」とも商売をしようとたくらむ。
クロードの仮釈放の日が近付くにつれて闇社会の間でも動きが出てきた。クロードの用心棒ムラッドが何者かに殺される。ルブラン一家の店でクロードの手下リッキーが酔っ払いルブランの息子を撃ち、自らも命を落とす。
そんな情勢の中でクロードが刑務所を出た。クロードはフランクを呼び出し、ムラッドを殺した奴への報復、そして、ルブラン一家との手打ちの仲介を依頼する。しかし、この手打ちの過程で、同行するはずのジャン=ギィは現れなかった。一体、ジャン=ギィの身にその時何が起こっていたのか?

闇社会の移り変わりは早い。帝王だったクロードは盟主の座を失った。そんな世界から距離を置こうとしてフランクはセネガルのダカールに降り立った。そこで彼は何を求めるのか?
【鑑賞後の感想】
フレンチ・ノワールといえば最近では「あるいは裏切りという名の犬」が公開されて好評を博していた。その流れを汲むのがこの作品でもあるのだが、「裏切り...」は警察内部の腐敗と出世レースがテーマだったが、この映画は純粋にギャングの対立がテーマ。
一匹狼のフランクと闇組織のボスでもあるクロードの世渡りや、彼らを取り巻くアラブ系のギャングも絡んで、邦題にあるように何時自分が信じていた連中から裏切られるかも知れないという緊張感が漂っていた。
更には、女とギャングの繋がりも描かれていて、ギャングは女を手荒に扱ったりしてそうした心の闇の部分も表現していた。

残念ながら公開館が限られているのと収容人数が少ないので、私が観にいったときも満席でした。従ってこの映画に触れる機会は都市部の一部の映画ファンだけで、この手の映画が好きな地方のファンはDVD発売を待つかケーブルTVでの放送を待ってください。
【自己採点】(100点満点)
72点。フランクを演じたブノワ・マジメルの冷徹さと無表情さはまるで本物のギャングみたいで良かった。

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Last updated  2008.04.05 11:28:14
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