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テーマ:聖火リレー(10)
カテゴリ:管理人のつぶやき
聖火がオーストラリアから日本へと26日に到着するのにあわせて、出発地点だった国宝善光寺は辞退した。出発地は警備の都合上「空地」からのスタートとなって、聖火ランナーの順番もトップランナーの星野仙一氏(野球・北京五輪代表監督、阪神タイガースSD)の名前だけが公表された。 新聞では当初予定されていた国内のトップアスリート達による聖火ランナーの名前が出ていたが、それらのランナーが何時ごろにどこを走るかは一切発表しないそうだ。 今回の世界を巡る聖火リレーは、中国のチベット弾圧事件への格好の抗議機会と世界では捉えている。中国はチベット弾圧情報が外に出ることを極端に嫌がり警戒している。 それはチベットでの「真実」が世界に発信されることで、北京五輪開催が危ぶまれるからだ。そうでなくても「人権という言葉が存在しない中国」は、世界中から厳しい目で注目されているのは事実だ。 しかし、聖火リレーって一体何の為にあるのか?世界平和のためのスポーツの祭典がオリンピックであるなら、その象徴でもある「聖火」が世界を巡ることは意義のあることの筈だ。 沿道の市民が一目見ることすら出来ない聖火リレーでは何の意味があるのか分からない。インドでの聖火リレーでも沿道を警察官がびっしりと固めて市民は全く見ることが出来なかったが長野でも同じだ。 聖火リレーが逆に注目されて、世界各地で騒動を引き起こすようなら次回からはギリシャから開催国へ直接運ぶ方が警備上も好ましいような気がします。 次の五輪はバンクーバーでの冬季五輪ですが、カナダ側は既に次回はギリシャから聖火を直接運び、聖火リレーはカナダ国内のみで行うと明言しているようです。 因みに英語で聖火リレーは「Torch Relay」(トーチ・リレー)と表現します。日本語では「火」を運ぶという意識のようで中国語でも日本語と同じ「聖火」という表現だそうです。 海外では「火」ではなくて、火を運ぶ「トーチ」のリレーで妨害する方も「トーチ」を奪おうとしています。 【以下の記事は読売新聞より転載しました】 長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーは、警備の都合が最優先され、出発式、到着式の両会場から一般市民はシャットアウトされる。 五輪選手ら著名人の聖火ランナーが走る区間も一部は公表されない見通し。市民からは「これじゃあ聖火護送」という声も上がっている。 新たな出発式会場の県勤労者福祉センター跡地は、舗装部分だけで約1800平方メートル。辞退した善光寺会場の2倍程度の広さだが、市実行委員会は「混乱を避けるため」と、関係者以外の立ち入りを禁止。聖火のトーチ点火を市民が見ることはできない。 会場前の県道は、車道と会場側の歩道が通行止め。反対側の歩道も、県警は「支障があるような場合は規制もありうる」。そうなると、市民の声援は第1走者に届かない。 到着式会場の若里公園も、聖火コースや会場はフェンスで仕切られ、市民は園内の丘から大型映像を眺めるしかない。 途中区間も、機動隊員の「壁」に囲まれて走るため、沿道の市民が目にする機会はほとんどなさそうだ。市実行委では当初、緩やかな規制を考えていたが、各国で混乱が続いたために規制が強まった。 聖火リレーには、公式スポンサー3社や日本オリンピック委員会などに推薦された五輪選手や公募市民ら計80人が参加。市実行委は23日午後、五輪選手らの走る区間を発表するが、走者側が公表に同意した場合に限られる。公式スポンサーの1社は「警備上の懸念がある」として、同意しない方針。 別のスポンサーは、ランナーが走った直後、沿道でのインタビュー対応を検討したが、市実行委に「警備上難しい」と言われたという。 ←「長野での聖火リレーは厳戒態勢!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.26 00:17:34
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