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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2008
▼埼玉西武-オリックス 8回戦 (埼玉西武5勝3敗、14:03、20,130人)
【投手】 (オ)金子、ヤング、吉野、加藤大-日高 (西)西口、大沼、星野、小野寺、三井、グラマン-細川 【責任投手】 三井 1勝0敗 グラマン1勝7S 吉野 0勝1敗 【本塁打】 ボカチカ2号(西)、中村6号(西)、中島5号(西)、ローズ9号(オ) 昨夜は延長戦の末に赤田キャプテンの球団史にその名を残す「サヨナラ満塁本塁打」で劇的な勝利を飾ったライオンズ! この勝利を価値あるものにするには、やはり翌日の試合も勝って始めてあのキャプテンの本塁打が活きてくるというものですよ!ロッテ戦でG.G.が逆転サヨナラ本塁打した翌日は二桁失点を喫してしまった反省をした上での今日の試合?です。 先発は久し振りの西口と、オリックスは開幕投手の金子でした。オリックスは札幌遠征での最終戦にダルビッシュに土をつける寸前まで追い込みながらも、加藤が小田にサヨナラ本塁打を浴びるなど勢いに乗れない試合が続いています。そして昨夜も... さて、この試合も昨夜同様に白熱するゲームとなりました。 試合の前半は1点を争う好ゲームでした。追う展開の続いたライオンズは6回裏、マツケンの「右手小指脱臼」による怪我で急遽今日2軍で好調で1軍登録した「9番レフト」のボカチカの打った瞬間に分かるレフトへの2ランで勝ち越し。 7回にこの回から登板した大沼がピンチを招き小野寺が古木のタイムリーで1点差に追い上げられましたが、その裏中村の2試合連続となるライトへの3ランで点差を「4」に広げました。 金子は6回終了時に既にかなりの球数を投げ、7回の登板は明らかに球威も切れも無く続投を命じたのはコリンズ監督の「迷采配?」とオリファンからは指摘されそうです。球数制限を掲げる一方で何ででしょうか?中村の一発も球威が無かった証拠でしょう。カブも打率が上がってきているし、ローズの強打は対戦球団の脅威になっているだけに残念な采配です。 しかし8回表、この回からマウンドに登った三井がつかまりました。登録されたばかりの三井ですが、こちらも金子ばりに?スピードも制球も切れもなく、登板して大丈夫かとスタンドで気になりました。いきなりの3者連続安打も相手打者に見切られ踏み込まれていました。 その後、カブレラに2点タイムリーを浴び、一旦小野コーチがマウンドに行くが左が続くこともあって続投直後にローズに3ランを打たれ逆転を許してしまいました。 三井は左投手ですが、球筋が素直で星野のようなくせ球がないので「左打者に弱い左腕」なのを小野コーチは知らないのかな?ファンなら知っているよ、そのくらい!!! ローズのセンターへの逆転3ランで凍てついたスタンドでしたが、8回裏攻撃前にベンチ前で円陣を組みました。まだまだ諦めませんよ!この試合を落とす訳にはいかんでしょ!!! ライオンズ敗色ムードの漂う8回、1死からボカチカが安打で出塁も盗塁死で2死無走者となるが、赤田キャプテンが四球、代打江藤も四球を選び中島に「繋ぎ」ました。ここで交代したオリックスの加藤の初球の甘い直球を「待っていた」ナカジが2試合連続となる3ランで再逆転に成功!10-8になりました。 中島は加藤の投球練習中から集中しているようにスタンドからも感じました。2死無走者から1,2番が「繋いで」好機を作りそれを3番が本塁打で応える!これぞ、まさに野球の醍醐味ですし、強いチームの証明のような展開! ナカジの本塁打は打った瞬間に「所沢の西武ファンの大歓声」に包まれホームイン!スタンドのあちこちから振られるブルーフラッグと「万歳三唱」の波がドーム球場に鳴り響いた。 9回の表に守備位置に向ったナカジに、再度、ファンから大きな声援を浴びてナカジは何度もスタンドに向ってお辞儀していた。そんなナカジをみてファンも嬉しかったし、何よりもナカジがあそこまで嬉しがっている姿は初めて観た気がしました。 最終回は気落ちしたオリックス打線をグラマンがキッチリ抑えて試合終了。貯金を今季最多タイの5とし、がっちりと首位キープです! 西口は今季初勝利とはいきませんでしたが、6回2失点と復調をうかがわせる内容。 次回に期待しましょう!! 【ヒーロー・インタビューでのコメント】 中島裕之内野手: (興奮してお立ち台へ)まずは同点!と考えて打席に向かいました。決勝ホームランは打った瞬間に入ったと思いました。(連日の逆転劇について) 自分もノっていけているのでいい。最後まであきらめないからこういう試合が出来る。 (最後に球場のファンに向って一言) たくさんの声援をありがとうございました!! 【試合後の管理人のつぶやき】 もし今日の試合をこの展開で落としたらショックが大きかったですが、それをナカジの研ぎ澄まされた集中力から放たれた逆転本塁打が救ってくれました。 10-8という「乱打戦」に中盤以降はなってしまいましたが、先発の西口は制球に苦しんでいたけど「6回2失点」と試合を崩さなかった点は評価出来ます。勝利投手の権利を持っての降板でしたが、次回は勝利投手になれるでしょうしナインも勝利投手をプレゼントしましょう。次回は千葉マリンで高卒新人唐川との対戦ですが、キャリアの違いを見せてください。 さて、この試合はナカジの本塁打で全てが救われましたが、乱戦の原因を作ってしまった「張本人」は「勝利投手」(と言うより「西口から勝利投手を強奪した」)三井です。 左ヒジ痛って本当に回復したのかな?スピードは130~135キロ程度で、カーブやスライダーのキレもなく打者が踏み込んできた。今後の起用が難しくなってきました。 大沼、小野寺は相変わらず「投げてみないと分からない」状態では、岡本真やグラマンへの依存度が高くなってくるのが心配。2軍調整中の山岸や好調な岡本篤の昇格はどうなんでしょうか? 次回の観戦予定は、4月29日(祝・火)のホークス戦です。 試合の詳細はこちらで ←「ナカジの3ランで西武勝利!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.03 10:06:16
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