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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2008.05.15
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カテゴリ:アメリカ映画
46.さよなら。いつかわかること
■原題:Grace Is Gone
■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:85分
■字幕:関美冬
■鑑賞日:5月4日、シネマスクエアとうきゅう(歌舞伎町)
■公式HP:ここをクリックしてください
さよなら。いつかわかること.jpg
□監督・脚本:ジェームズ・C・ストラウス
□製作:ジョン・キューザック、グレイス・ロー、ガルト・ニーダーホッファー、ダニエラ・ダブリン・ランドバーグ
□製作総指揮:セリーヌ・ラトレー、ポール・バーンスタイン、リーガン・シルバー、トッド・トレイナ
□撮影監督:ジョン=ルイ・ボンボワン
□編集:ジョー・クロツ
□美術:スーザン・ブロック
□衣装デザイン:ハー・グエン
□音楽:クリント・イーストウッド
□編曲:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
キャスト


◆ジョン・キューザック(スタンレー・フィリップス)シカゴのホームセンターで働く2児の父
◆シェラン・オキーフ(ハイディ・フィリップス)フィリップス家の長女でしっかり者
◆グレイシー・ベドナルジク(ドーン・フィリップス)フィリップス家の次女で明るい性格で一家のムードメイカー
◆アレッサンドロ・ニヴォラ(ジョン・フィリップス)スタンレーの弟で或る日一家で急に訪ねる

【この映画について】
イラク戦争を題材にした映画はこれまでも多く製作されてきたが、本作はある一家の「母」であり「妻」が兵士であるという設定で戦場で亡くなったことを告げられたことから幼い2人の娘に如何にして伝えるか苦悩する男の物語だ。
その男を演じるのは「ニューオーリンズ・トライアル」などで確かな演技力を発揮してきたジョン・キューザックで、製作にも関わっていて彼に取っての新境地となりそうな映画だ。
従来にはない戦地に赴く女性と、残された夫が2人の娘とどうコミュニケーションを取ったのかがテーマになっている。
【ストーリー】(一部ネタばれあり)
ホームセンターで働くスタンレーは、ハイディとドーンの二人の女の子の父親。

母親は陸軍軍曹として、イラクに赴任中だった。長女のハイディは、父親のいない時に、こっそり戦争のニュースを見ていた。スタンレーは、母親を恋しがる娘たちとうまく接することが出来ず、いつもぎこちなく食卓を囲んでいた。ある日、妻が亡くなったという報せが届く。突然の妻の死を伝えることが出来ないスタンレーは、娘たちとフロリダのディズニーランドに出かけることを思いつく…。
父親の突然の行動に訝しがるハイディと無邪気に喜ぶドーン。一家はマイカーで遠く離れたスタンレーの弟ジョンの家を急に訪れる。ところが事情を知ってしまったジョンにたしなめられ激高するスタンレーは、ジョン宅を離れて再びフロリダを目指す。

そしてドライブの途中で寄ったドライブインの公衆電話で、父が家の留守電の応答メッセージを聞いている姿をハイディは偶然目撃し事情を察してしまう。それでも、一家の道中は楽しく3人の絆は徐々に深まっていった。

目的地の遊園地で至福のひと時を過ごした後、覚悟を決めたスタンレーは車を浜辺で停めて娘達と向かい合った。

スタンレーは娘に母の戦死の事実を如何に伝えたのか?は映画館かDVDでご確認下さい。
【鑑賞後の感想】
イラク戦争後をテーマに、或いは戦争そのものを扱った映画は多く製作されてきたけどその中でも異彩を放っていると思うのがこの作品だった。
何しろこの映画では戦闘シーンは出てこないし、軍服を着た軍人が登場する場面もグレイスの死を直接伝えに来る冒頭だけだ。

この映画でのテーマはスタンレーの妻であるグレイスが軍人として戦地に赴き亡くなったところから始まる。気の小さいスタンレーは、二人の幼い娘に母が亡くなった事実を話すきっかけが掴めない。

12歳と8歳という年頃の娘とスタンレーの間には微妙な空気が流れていて、食事中にも会話が繋がらずに噛み合わない。そんな父が急にフロリダにある遊園地に行こうと言い出したことで、長女は何かを感じるのだがそれが何かは分からない。

自宅からマイカーではるばるとフロリダを目指すフィリップス一家。この辺りからロードムービー風になっていく展開だが、途中立ち寄ったスタンレーの弟宅で意見が対立してサッさと去って行く。
このフロリダまでの旅行で一家の会話する時間は増えるのだが、相変わらずスタンレーはきっかけが掴めずに苦悩する。

そんな気の弱い中年男を演技派のジョン・キューザックが今までににないキャラクターをしっかりと演じていた。最後の浜辺で事実を告白するシーンはグッと来るものがあった。
また、クリント・イーストウッドが自らの監督作品でない映画で音楽を担当しているのも話題になった。
【自己採点】(100点満点)
80点。チャラチャラしたシーンもなく、一人の男の「夫」としての面と「父」としての面を見事に描いていた。

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Last updated  2008.07.01 23:46:27
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