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カテゴリ:アメリカ映画
64.奇跡のシンフォニー
■原題:August Rush ■製作年・国:2007年、アメリカ ■上映時間:114分 ■字幕:石田泰子 ■鑑賞日:7月20日、シネマート新宿(新宿三丁目) □監督:カーステン・シェリダン □原案:ポール・カストロ □脚本・原案:ニック・キャッスル □脚本:ジェームズ・V・ハート □製作:リチャード・バートン・ルイス □製作総指揮:ロバート・グリーンハット、ラルフ・カンプ、ルイーズ・グッドジル、ライネル・ウィグラム □撮影監督:ジョン・マシソン □編集:ウィリアム・スタインカンプ □美術監督:マイケル・ショウ □音楽・テーマ音楽:マーク・マンシーナ □テーマ音楽:ハンス・ジマー ◆フレディ・ハイモア(オーガスト・ラッシュ/エヴァン・テイラー)両親の存在を知らずに施設で育つが音楽を通して親探しの出る ◆ケリー・ラッセル(ライラ・ノヴァチェク)チェロ奏者だったころ一人の男性と恋に落ち妊娠する ◆ジョナサン・リース=マイヤーズ(ルイス・コネリー)ライラと恋人関係になるが交際を彼女の親に反対される ◆テレンス・ハワード(リチャード・ジェフリーズ)NY洲児童福祉局の職員でエヴァンのいた施設を訪れ心を通わす ◆ロビン・ウィリアムズ(マックスウェル・ウォレス)身寄りの無い子どもを集めてストリートで稼がせピンハネする ◆ウィリアム・サドラー(トマス・ノヴァチェク)ライラの父で彼女に内緒でエヴァンを施設に預ける ◆ロナルド・ガットマン(教授)音楽学校の教授でエヴァンの才能を伸ばそうと努力する ◆マリアン・セルデス(学部長)教会のジェームズ牧師の紹介でエヴァンを学校に入学させる ◆ミケルティ・ウィリアムソン(ジェームズ牧師)教会に迷い込んで来たエヴァンの音楽の才能を知り音楽院に紹介する 【この映画について】 天才的な音楽の才能を持つ孤児の少年エヴァン、彼と意図せず離れ離れとなってしまったチェリストの母ライラと、元ミュージシャンの父ルイス。 それぞれがそれぞれの想いを抱きながら、運命の再会を果たすために奔走するドラマ。音楽を愛し、信じる3人が、その音楽によって奇跡のように引き寄せられていく姿を感動的に描いていく。 主演のフレディ・ハイモアはエヴァンをピュアな演技で表現。ギターを弾くシーンは音楽の楽しさを全身で表していて、観ている側も心が躍る。ライラ役のケリー・ラッセル、ルイス役のジョナサン・リース=マイヤーズもそれぞれ見事な演奏シーンを披露。壮大な狂誌曲と共に訪れるラストシーンは純粋な感動を与えてくれる。(gooより転載しました) 【ストーリー&感想】 両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、孤児のエヴァン。鋭い音感を持つ彼は、ある日、不思議な音に導かれるようにNYのマンハッタンへと向かう。 そこで“ウィザード”と名乗る男にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。 一方、ステージ・パパとして娘ライラを一人前のチェリストとして育てたい思いから、ライラとエヴァンの父ルイスは交際を半ば強引にやめさせられる。まもなくライラは妊娠したことに気づき父に知られる。それでも父の反対を押し切ってシングルマザーとして出産することを決意したものの、出産間際に交通事故に合い意識が戻ったころ、父によってお腹の子どもは助からなかったと知らされ傷心の日々を送ることになる。 その頃、ライラを別れさせられたルイスは兄たちと組んでいたバンドを辞め、地元サンフランシスコで音楽界から身を引き金融ビジネスマンとなっていた。 こうして音楽を捨てたものの、どこかで音楽を捨てきれないライラとルイス。そんな両親の音楽好きの血を受け継いだエヴァン。両親の愛を知らずに育ち、やがて、音楽をすることが両親に辿り着くと信じて施設を飛び出したエヴァン。 11歳でNYに飛び出したものの、施設で育ったエヴァンには都会の生活は刺激が強すぎた。そんな頃、自分のお腹の子が実は生きていたと知ったライラ、ライラへの想いを捨てきれないルイス。この3人の運命の糸がやがて一本になろうとする。 お互いの現在の境遇を全く知らないまま、偶然にもNYでのコンサートで3本の糸が交わるラストは確かに感動的であった。 と、ストーリー的には余り意外な展開を辿ることなく、3人のそれぞれのストーリーが徐々にだけどどこかで繋がっていく。この脚本は意外性はないものの「音楽」を通じて親子が知らない間に繋がっていくという展開は自分的には満足だった。 そして、子役のフレディ・ハイモア君の相変わらず見事な演技に改めて感心した。 【自己採点】(100点満点) 82点。ストーリー展開も音楽も良かった。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.04.30 23:45:07
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