KINTYRE’S DIARY～旧館

9月半ばの3連休は、Kスタでのイーグルス3連戦。イーグルスは前カードのSB戦で岩隈とマー君の２枚看板を登板させたので、ライオンズとの対戦は苦戦するでしょう。

ライオンズ戦初登板となるイーグルス先発・片山に対し、初回、片岡、栗山のダブルスチールなどでいきなり掴んだチャンスに頼れる四番・江藤の右犠牲フライで先制。江藤は打席で粘って何とか外野フライを打ち、先発の帆足を楽にさせた。さらに、中村、高山のタイムリーで制球に苦しむ片山から３点を奪いました。

2回途中で片山を早々とノックアウトします。その後は2番手小山の前に、チャンスを作れなかったライオンズですが7回表、片岡が小山の甘く入った変化球を叩いて2試合連続（こんなこと過去にあったっけ？）となる4号3ラン。
8回表には、三浦の移籍後初安打初打点となるタイムリーを含む4連打などで4点を加えると、9回には、ライオンズの日本人選手として1987年の秋山幸二以来となる｢40号」に王手をかける中村39号ソロなどで、さらに2点を追加。

10勝目を挙げた8月10日以来、4試合勝ち星から遠ざかっていた帆足でしたが、この試合は、9回をわずか101球、被安打3、得点圏にランナーを進めたのは、ただ1度だけという素晴らしいピッチングを展開。ストライクが先行し楽天打線の粘りの無さもありスイスイと投げて11勝目を完封で飾りました。
イーグルスは先発片山、ルーキー長谷部が制球難でライオンズ打線を全く抑えられず試合を作ることさえ出来ず、長谷部は野村監督が２軍降格を決めたそうです。

2位バファローズは札幌でファイターズに敗れたため、ライオンズの優勝マジックは、ふたつ減り「11」となりました。