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テーマ:映画好きな人♪(41)
カテゴリ:アメリカ映画
85.私がクマにキレた理由
■原題:The Nanny Diaries ■製作年・国:2007年、アメリカ ■上映時間:106分 ■字幕:松浦美奈 ■鑑賞日:10月25日、みゆき座(日比谷)
◆スカーレット・ヨハンソン(アニー・ブラドック) ◆ローラ・リニー(ミセスX) ◆ポール・ジアマッティ(ミスターX) ◆ニコラス・リース・アート(グレイヤー) ◆ドナ・マーフィー(ジュディ・ブラドック) ◆アリシア・キーズ(リネット) ◆クリス・エヴァンス(ハーヴァード・ホッティー) 【この映画について】 スカーレット・ヨハンソンが、上流階級のナニー(子守)を演じたロマンティック・コメディ。子育てを人任せにして、エステ通いや社会活動に夢中の母。 そんな妻に目もくれず、仕事にかまける父。そして両親から放置された5歳のグレイヤーは、当然のようにワガママ放題。主人公のアニーは自分の人生をひとまず休憩して、そんな一家を人類学の研究対象のように冷静に見つめる。 最初は手のつけられない悪ガキながら、心を開くと何とも愛らしいグレイヤーを演じた子役がキュート。そんな彼のために思い切った行動に出る、アニー役のスカーレット・ヨハンソンも、背伸びをしない等身大の演技で新たな魅力を見せてくれる。とはいえ一番の見どころは、やはりローラ・リニー&ポール・ジアマッティのセレブ夫婦ぶりだ。強烈! (この項、gooより転載しました) 【ストーリー&感想】 マンハッタンにある超高級アパートの一室。クマのぬいぐるみに向かって怒りを爆発させる一人の女性がいた。彼女の名はアニー・ブラドック。アパートの住人であるX家に雇われ、5歳の息子グレイヤーの面倒を見ているナニーだった。 数ヶ月前。大学を卒業したアニーは、大手投資銀行の就職面接を受ける。しかし「あなたのしたいことは何?」という質問に答えることができず、不合格。落ち込んでいたアニーは、事故に会いそうになったグレイヤーを助けたことから母親のミセスXと知り合い、ナニーとして雇われたのだった。 こうして始まったX家での日々。だが、ベビーシッターの経験すらないアニーは、息子の面倒をまったく見ないミセスXと気まぐれなグレイヤーに翻弄されっぱなし。プライベートな時間もまったく取れず、家政婦からは“前任者はデート一回でクビになった”と脅される始末。 悪戦苦闘が続く中、両親にかまってもらえないグレイヤーの寂しさを知ったアニーは、彼に愛情を感じるようになっていく。そして、ようやく手に入れたプライベートタイム。 親友のリネットを連れて繰り出したバーで知り合ったのは、X家と同じアパートに住むハーヴァード。やがてアニーとハーヴァードは距離を縮めていく。 ある時、X家全員で避暑地へ。同行したアニーは、グレイヤーに加え他の家庭の子供達の面倒まで見る羽目に。その上、グレイヤーの父親ミスターXからはセクハラを受け、ミセスXからは解雇を言い渡されてしまう。 さらに、ミセスXがハーヴァードからの電話を取り次いでいなかったことを知り、ついに怒りは頂点に。かくしてマンハッタンのX家留守宅に乗り込んでいったアニーは、子供部屋で監視カメラを仕掛けたクマのぬいぐるみを発見する……。 ナニーの行動を監視する目的でクマに仕掛けた監視カメラの存在を、ふとした事がきっかけで発見したアニー。まさに邦題はそのことがタイトルに採用されているのだが、原題は、そのものずばり「子守の日記(複数形)」なのに、こういう邦題って個人的には好きじゃない。 原題の「ナニー(子守)」に対して、スカーレット・ヨハンソン演じる役名が「アニー」っていうのは笑える。ミセスXとセントラル・パークで偶然出会った時に、名前を聞かれて「アニー」と答えたのに、丁度子守が辞めてしまい探していたミセスXの機関銃トークに圧倒されたアニーは、まさか自分が子守になるとは全く考えていなかった。 この映画、個人的に大好きなスカーレット・ヨハンソンが出ていたからなのだが、コミカルな演技を心がけているようだが、どちらかと言えばミセスXを演じたローラ・リニーの我儘セレブぶりが板に付いていて面白かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.08 00:09:08
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