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▼埼玉西武-統一(東京ドーム、14:00、18、370人)
【投手】 (統)アルヴァラード、曽翊誠、潘威倫-高志綱 (西)涌井、星野、大沼、岡本真-銀仁朗、野田 【責任投手】 岡本真 1勝 潘威倫 2敗 アジアのプロ野球チームナンバーワンを決める「アジアシリーズ2008」の決勝が東京ドームで行われ、埼玉西武ライオンズ(NPB/日本)が統一7-ELEVENライオンズ(CPBL/台湾)を9回裏、2死1塁から佐藤友のサヨナラ打で1対0で下し優勝した。 統一とは予選で2-1と岸をたてて辛勝したが、今日の決勝でも点が中々入らなかった。 西武は決勝戦にエース涌井を先発させ万全を喫した。一方の統一はアルヴァラードが先発で、エースの潘威倫はリリーフ待機だ。 序盤は統一が1~3回まで連続で先頭打者を出塁させるが涌井は決定打を許さず、要所で変化球が冴えて統一の打者は的が絞れていなかった。西武は統一の先発アルヴァラードの動く球を芯で捉えきれずチャンスらしいチャンスも訪れない。 逆に統一は8回表、2死2,3塁とこの試合最大の好機も大沼が三振で切り抜けて流れを渡さなかった。 息詰まる投手戦に終止符を打ったのは日本王者だった。埼玉西武は0対0の同点で迎えた9回、2死走者なしから石井義がカウント2-3からこの試合チーム初の四球を選ぶと、続く佐藤友の左中間への二塁打で一塁から石井義が相手守備陣の一瞬の隙を突いて一気に本塁へ生還。 ゼロが並んだスコアボードにようやく得点を刻むと同時に、劇的なサヨナラ勝利でアジア王者の栄冠をつかんだ。この瞬間、東京ドームは埼玉西武ライオンズのファンの大歓声に包まれて、ナベQ監督が12度宙に舞った。 なお、優勝した埼玉西武は賞金5000万円を獲得。また、大会MVPには決勝でサヨナラタイムリーを放った佐藤友(埼玉西武)が選ばれた。 遂にやりました~!!超、気持ち良い!!!アジアシリーズに関しては第1回大会から日本勢が3連覇しているので、ここで埼玉西武ライオンズが絶やすわけには行かないですよね。 今年は北京五輪で悔しい思いをしたので、せめて地元開催のアジアシリーズだけは優勝したかったので、義務を果たせてホッとしました。 0-0の緊迫感のある決勝に相応しい試合内容で、相手の統一ライオンズも昨夜の試合で韓国代表のSKワイバーンズを10-4の大差で破っているので侮れない相手だった。予選も決勝も1点差ゲームでその実力差は紙一重だった。 埼玉西武は日本シリーズで日本人主力選手の怪我や疲労と外国人選手の帰国で大幅な戦力ダウンの中で戦った。初戦のSK戦こそ「誤審」で落としたが、2戦目からは控え選手も含めてライオンズらしい隙の無い野球が出来ていた。 心配された失策や四球は日本シリーズも今シリーズも全く影響が無かった。MVPがサヨナラ打を放った佐藤友だったのも、普段は目立つ機会が少ない選手だけに主力抜きで戦ったアジアシリーズらしくて良かった。 これで公式戦160試合に渡る戦いに幕が下りた。この一年を振り返ってみると、オープン戦1位・交流戦11位・公式戦1位・CS制覇・日本シリーズ制覇・アジアシリーズ制覇と交流戦以外のタイトルを総なめにした。 昨年のこの時期は秋季キャンプで汗を流していたことを考えると、1年後に日本で一番最後まで野球をしているとは思いもしなかった。選手たちは短くなったオフにしっかりと体のケアをして来季に備えてもらいたい。 ここ数年、アジアシリーズ王者の連覇はなく翌年の成績は下がる傾向にあるが、不可能を可能にしてきたライオンズだから来季も連覇頼みます。その前に、WBC代表候補になった選手はくれぐれも故障しないようにオフを過ごしてください。 試合の詳細はこちらで アジアシリーズを写真集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自己PRコーナー:今度、「旅行ブログ」を開設しました。徐々に旅行記を増やしていきますので、宜しければご覧下さい。なお、日本シリーズ観戦記とアジアシリーズ観戦記を準備中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ←「埼玉西武ライオンズがアジア王者に!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.20 22:45:34
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