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テーマ:相撲(1783)
カテゴリ:スポーツ・格闘技
日本相撲協会は26日午前の番付編成会議と理事会を開き、関脇・安馬の大関昇進を満場一致で決めた。安馬はしこ名を「日馬富士(はるまふじ)」に改めた。 日馬富士は大関昇進を伝える協会の使者に対して「謹んでお受けいたします。今後も全身全霊で相撲道に精進します」と口上を述べた。最近の大関、横綱昇進の口上に4文字熟語を盛り込むのが「流行り」だが、今回は「全身全霊」という比較的普段から使われる簡単な4文字となった。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)によると、日馬富士の「日」は日輪を意味し、相撲界を照らして大輪の花を咲かせることを願うもの。「馬」は旧名の安馬を生かし、「富士」は師匠の現役時代のしこ名の旭富士にちなんだという。 モンゴル出身の大関は朝青龍、白鵬に次いで3人目。外国出身では7人目となる。現親方は伊勢ヶ浜を安治川部屋から昨秋継承したが、その伊勢ケ浜部屋からは1969年夏場所後に昇進した清国以来、39年ぶり。 初場所は2003年初場所以来の2横綱5大関になるが、2横綱(白鵬、朝青龍)はモンゴル出身、5大関の中で琴欧洲はブルガリア出身で新大関がモンゴル出身、残りの3大関(琴光喜、千代大海、魁皇)は30代で千代大海と魁皇は1場所おきにカド番を迎えていて引退と背中合わせ。日本人関取で大関、横綱を狙える人材が当面不在で、将来の大関候補にも外国人関取の名前が出てきている。 ブログランキング参加中です。「大関・横綱が外国人ばかり」と嘆いている読者の方、ぜひ、1票を投じて下さい。 九州場所は場所前の八百長騒動や朝青龍の休場などマイナス報道ばかりで客席はガラガラ。大関取りの期待が掛かった安馬はその九州場所で、序盤に連敗を喫するなど一時は大関取りに赤信号が灯ったが、盛り返して横綱・白鵬との優勝決定戦には敗れたが、13勝2敗の好成績を残し、直前3場所の合計でも、大関昇進の目安となる33勝を上回る35勝をマークした。 さて、初場所は日馬富士の新大関としてのデビューになるが、客席の入りはどうなるだろうか...。 新大関・日馬富士 「すごくうれしい。大関の名を汚さぬよう、今まで通りにけいこをして、皆さまを喜ばせるような相撲を取りたい。(新しこ名は)こんなすごい名前をもらったから、もっと上を狙えるよう頑張る」 伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士) 「あんなにやせていたのに、まさかこんな日が来るとは思わなかった。この体でここまで来たことは褒めてあげたい。でもこれが終わりじゃない。上を目指す大関になってほしい」 ブログランキング参加中です。「日本人力士、大関を目指して頑張れ!」との想いを、ぜひ、1票にして投じて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.30 11:23:48
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