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カテゴリ:野球/パ・リーグ
千葉ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野(ちょうの)久義外野手は、狭山市内で千葉ロッテの山下スカウトらと会い、入団を 千葉ロッテ側は再考を要求したことで5日にも会うが、ホンダに残る考えは変わらないという。ホンダは新チームスタートとなる8日までに決着を付けたい背景があるようだ。 長野は取材に対応せず、ホンダの安藤強監督が「(千葉)ロッテはもう1度考えてくれと言っていたが、長野の意志は変わらず、分かってほしいようだった」と面会の模様を話した。5日の再面会後に長野自身が残留を表明する見通し。この日の面会は1時間20分近くにおよび、山下徳人スカウトは「引き続き誠意と熱意を持って交渉を続けたいと伝えた」と険しい表情で話した。 長野は読売入り志望で、日大時代の2年前にも北海道日本ハムの4位指名を拒否してホンダへ入社した。その後、ホンダで2年プレイし今年のドラフトで「憧れの読売」からの指名を待った。だが、読売は原監督の母校のスラッガー太田(東海大相模高)を1位指名した。この長野は運の無い選手でもある。日大卒業時に北海道日本ハムの4位指名を蹴ってホンダ入社の道を選んだのは、「希望枠」での入団を視野に入れていたからに他ならない。 一部報道では阪神が外れ1位候補に挙げていたようだが直前に撤退したようだった。ここで計算外だったのは千葉ロッテが果敢に2位指名したことだった。千葉ロッテの指名順番は読売より先で、長野が熱望する読売からの指名はこうして雲散霧消した。 千葉ロッテは即戦力と評価し、1位指名並みの条件を提示して長野に誠意を示した。24歳になったばかりの長野は、年齢的にもプロ入りにはここが最後のチャンスだった。仮に、1年待ったとして読売が指名するとの保証はない(あれば裏金疑惑が囁かれてしまう)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.07 15:04:10
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