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カテゴリ:野球/パ・リーグ
今季パ・リーグのMVP受賞者である東北楽天のエース岩隈投手と、「マー君」こと田中投手が契約更改交渉に臨んだ。 最優秀選手賞(MVP)や沢村賞など6冠を獲得した岩隈は今季1億1000万円から、投手でリーグ最高給「だった」埼玉西武の石井一の2億8千万円を越える3年総額11億円でサイン。 23年ぶりの21勝を挙げるなど華々しい活躍で孤軍奮闘し一人でチームを支えたエースに、球団側が最大級の評価で応えた。高卒2年目の田中は、途中、北京五輪でチームを離れたが1年目の11勝から9勝と2年連続二桁勝利は逃したが1500万円増の7500万円で契約を更改した。 岩隈の契約は創設4年目の新球団において、例がない大型契約になった。年俸のベース部分は1億9000万円増となる3億円。今オフ退団となった2007年のフェルナンデス(2億円)を抜いてチーム史上最高額を更新するとともに、埼玉西武の元大リーガー石井一(来季2億8000万円)、北海道日本ハムのダルビッシュ(同2億7000万円)らを抜き、一気にリーグ最高給の投手に躍り出た。 岩隈が2年後の2010年にも取得する国内FA権を視野に入れ、他球団への流出を避ける意味も込めて3年契約を提示した。岩隈が手にする総額は、連盟表彰に当たるタイトル料(最多勝、最優秀防御率、最高勝率、MVP、ベストナイン)3000万円に出来高を加えて計11億円。 今季の岩隈は右肩痛が癒えて大阪近鉄時代の投球が蘇った。制球、球威、スタミナとどれを取っても文句を付けようのない素晴らしい投球だった。それでも目標だった北京五輪代表の座は後輩であるマー君に奪われた。 しかしその悔しさはMVPという最大級のタイトル獲得で晴らし、北京五輪代表を逃した悔しさはWBC第1次候補入りで晴れそうだ。既に、代表の山田コーチは「松坂、岩隈、ダルビッシュ」を先発3本柱と考えており、東京ラウンドでは韓国か台湾戦での先発が見込まれている。 一方のマー君は昨年の新人王だが、今季は北京五輪代表に選出されるなど成長した姿を披露したが成績は9勝に終わった。昨季新人王を争った岸投手(埼玉西武)は日本シリーズでMVPを獲得しWBC代表候補にも名を連ねている。 年俸レースでも岸は7500万円提示を保留していて、二人の出世争い?にはこれからも注目したい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2008.12.29 15:57:03
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