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カテゴリ:野球・大リーグ
「WBC日本代表のエース」であるレッドソックスの松坂投手が、古巣「アジア王者の埼玉西武」の西武第二球場で本格的に始動した。 3月に行われるWBCでは、侍ジャパンのエースとして期待される右腕は連覇のためにメジャー流調整ではなく「日本流」のハイペース調整を決意。メジャー流の球数制限をものともせず、参加する埼玉西武の春季キャンプでは報道陣をシャットアウトして“極秘”の投げ込みを敢行することで照準をWBCに合わせることになった。 松坂は、降りしきる雨の中、横浜高の後輩である埼玉西武のエース涌井と一緒にグラウンドでランニング。室内に移動してのキャッチボールでは、力強いボールを投げ込んだ。 「できるだけ早く体を作らないといけない。間に合うかどうか不安な気持ちを持ってます」。2006年の第1回大会では世界一に貢献し、MVPを獲得した。だが、調整に関しては「ギリギリ間に合った」という綱渡りだった。そのため今回は、1月中にブルペン投球をするなど前回とは違うハイペース調整を決意した。 そんな右腕にとって大きな“壁”となるのが、メジャー流の球数制限。メジャーではオフの草野球にも出場制限を設け、キャッチボールにまで球数制限が及ぶなど「肩は消耗品」との考えが根付いている。 メジャー一年目の昨季も日本流の投げ込み重視の調整が出来ずフラストレーションが溜まっていた松坂だが、今季はWBC出場の調整を古巣キャンプに合流することで日本流の調整が可能となる。 参加する埼玉西武の宮崎春季キャンプでも「監視する人はいないけど、ある意味メディアに監視されている。200球、300球投げたらアメリカから連絡がある」と、制約を心配する。 だが、ひるむつもりはない。「室内に閉じこもって分からないようにやる。何球投げたとか表に出ないようにやります」と明かした。ライオンズの後輩選手にも緘口令を敷く事になりそうだ。 松坂は元々日本流の投げ込みを重視する調整が身に付いており、気が向いたら一日に200から300球を投げて肩のスタミナを付ける方式があっているようだ。Rソックス首脳陣はシーズンへの影響を懸念するだろうが、そんな心配は松坂に関しては無縁だろう。 WBC関連のニュースとしては松坂と同じ大リーガーでWBC候補入りしていたドジャース黒田の辞退に伴う補充は「阪神・岩田投手」となった。岩田は糖尿病を抱える左腕投手だが、左腕からのくせ球が外国人打者に有効と山田コーチは判断しているそうだ。 当初は中日・岩瀬投手を想定していたが岩田も昨季は先発として起用されていたので、救援投手ではないが期待は高いようだ。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.01.12 11:37:20
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