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カテゴリ:映画/ホラー・サスペンス・スリラー
105.ミラーズ
■原題:Mirrors ■製作年・国:2008年、アメリカ ■上映時間:111分 ■字幕:栗原とみ子 ■鑑賞日:12月30日、新宿グランドオデヲン座(歌舞伎町) ■公式HP:ここをクリックしてください □監督・脚本:アレクサンドル・アジャ □製作・脚本:グレゴリー・ルヴァスール □製作:アレクサンドラ・ミルチャン、マーク・スターンバーグ □製作総指揮:アーノン・ミルチャン、マーク・S・フィッシャー、アンドリュー・ホン、キーファー・サザーランド □撮影監督:マキシム・アレクサンドル □編集:バクスター □美術:ジョセフ・ネメック三世 □衣装デザイン:エレン・マイロニック □音楽:ハヴィエル・ナヴァレテ ◆キーファー・サザーランド(ベン・カーソン)停職中のNY市警の刑事でアル中 ◆エイミー・スマート(アンジェラ・カーソン)ベンの妹でベンが居候している ◆ポーラ・パットン(エイミー・カーソン)検死局に勤めるベンの妻 ◆メアリー・ベス・へイル(アンナ・エシィカー)事件の鍵を握る謎の女性 【この映画について】 韓国映画『Mirror 鏡の中』をベースにハリウッド作としてリメイクされたサスペンスホラー。 廃墟となった病院に眠る巨大な鏡によって自らと家族の命の危機を迎えた男が、鏡の謎を解くべく奮闘する姿を緊迫感たっぷりに描く。 主演は「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーでおなじみのキーファー・サザーランド。鏡の恐怖に怯え、怒り、立ち向かう男を、人間味たっぷりに演じている。鑑賞後、鏡を見るのがちょっと怖くなってしまう作品だ。 【ストーリー&感想】 同僚を射殺して以来酒に溺れ、家族とも別居していた元刑事のベンは妹の家に居候している身。彼は人生たて直しの第一歩として夜警の仕事に就いた。前任者は地下鉄構内で謎の死を遂げており、ベンはその後釜として採用されたのだった。 巡回するのは火災で廃墟となったデパートだ。異様な雰囲気を持つその内部には、傷ひとつない巨大な鏡があった。引き寄せられるようにベンがそれに近づいた時、突然全身を激痛に襲われる。痛みの中で鏡を見ると、そこには焼けただれた女性の姿があった。この夜以降、ベンの周囲で奇怪な出来事が続発する。 そしてベン自身にも奇怪な出来事が起こるようになり、それは別居中の家族の身にも危険が迫っていることを暗示していた。いきなり自宅に戻ったベンだったが妻になじられる。しかし、ベンの不安は的中することになり、その標的は息子だった。 休職中の身であるベンだが、密かに同僚の助けを借りてあの廃屋で何があったのか調べると、そこにはあの廃屋のかつての正体が分かり驚愕の事実を知ってしまった。 と、大体ストーリーはこんな感じで進んでいって、当初はシンプルなホラー映画のような展開だったが事態は急変していった。 廃屋そのものが精神病院だったことから、意外な方向へと向っていった。そしてその糸口を探るべくベンは休職中ながら刑事としての職務本能が彼を徐々に追い立てていく展開。 ベンを演じるキーファー・サザーランドは「24」で売れっ子だが、私はそれは観ていないので彼自身の演技や個性については過去の出演作でしか判断できない。彼自身がこの作品の脚本に惚れこんでスケジュールを調整して出演を承諾し製作総指揮まで担当している。 それほどまでに入れ込んでいるのだが、前半と後半と違う作品を2本観たような構成だったと感じてしまった。どちらかに的を絞っても良かったのでは...というのが私の感想! 今回の作品は韓国映画のハリウッドでのリメイクとのことだが、そうなると「イルマーレ」もそうだったが、韓国映画は観ないので本家の作品との違いは分かりません。 【自己採点】(100点満点) 62点。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.07.26 22:18:45
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