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カテゴリ:ヨーロッパ映画
9-3.チェ 28歳の革命
■原題:Che Part1:The Argentine ■製作年・国:2008年、スペイン・フランス・アメリカ ■上映時間:132分 ■字幕:石田泰子 ■鑑賞日:1月11日、渋東シネタワー(渋谷) ■公式HP:ここをクリックしてください □監督・撮影監督:スティ-ヴン・ソダーバーグ □脚本:ピーター・バックマン □製作:ローラ・ビックフォード、ベニチオ・デル・トロ □製作総指揮:アルヴァロ・アウグスティン、アルヴァロ・ロンゴリア、ベレン・アティエンサ、フレデリック・W・ブロスト、グレゴリー・ジェイコブス □美術:アンチョン・ゴメス □衣装:サビーヌ・デグレ □音楽:アルベルト・イグレシアス ◆ベニチオ・デル・トロ(エルネスト・チェ・ゲバラ)革命思想に燃えカストロとキューバ革命に走る ◆デミアン・ビチル(フィデル・カストロ)チェ・ゲバラと共にキューバ革命達成へ手を組む ◆サンティアゴ・カブレラ(カミロ・シエンフエゴス)革命軍の太陽的存在 ◆カタリーナ・サンデイノ・モレノ(アレイダ・マルチ)キューバ革命に参加した女性活動家で後にゲバラと結婚し2男2女をもうける ◆ロドリゴ・サントロ(ラウル・カストロ)カストロの弟で革命に参加する。現在はフィデルの後継者でキューバの元首 ◆ジュリア・オーモンド(リサ・ハワード)ケネディ政権とキューバの橋渡し役になったTVジャーナリスト 【この映画について】 “20世紀最大のカリスマ”という評価が世界のスタンダードになっている感のあるキューバ革命の英雄チェ・ゲバラ。 『トラフィック』や「オーシャンズ」シリーズで知られるスティーヴン・ソダーバーグが、彼の波乱に満ちた39年の人生を描く“生”と“死”の2部作。その第1部で語られるのは、本気で世界を変えようとした男の熱き“生”。若き日のゲバラがフィデル・カストロと出会い、革命を成し遂げるまでと、彼が革命後に国連総会に出席し、演説を行った日々を描いている。 理想とヒロイズムの象徴であるチェを、全身全霊で演じたベニチオ・デル・トロの熱演(カンヌ映画祭男優賞を受賞)が最大の見どころだ。(gooより転載しました) 【ストーリー&感想】 1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト(チェ)・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たし7月26日運動に参加。 キューバの革命を画策するカストロに共感を覚えたチェは、わずか82人で海を渡るが、バティスタ軍に発見され襲撃される。ゲバラ自身も負傷、革命軍はわずか数十名しか生き残れなかったが、カストロはキューバ人たちの中にも志を同じくするものが必ずいるはずだと勝利を疑わなかった。 キューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に同意し、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。チェという愛称で呼ばれ、軍医としてゲリラ戦に参加したチェ・ゲバラは、女性と子供には愛情を持って接するのだった……。 1959年1月1日、バティスタはハバナを捨てて逃亡、革命軍は勝利を手にするのだった。ハバナへ向うゲバラはこのとき30歳。だが、奇跡的な勝利の中でも、ゲリラ戦士としての誇りは失うことなく、ゲバラを律していた。 と、第1部はゲバラがキューバ革命に参加して勝利するまでの間が主に描かれている。ベニチオ・デル・トロはゲバラを熱演していて、革命思想の理想とジャングルでの闘争という現実での狭間に苦しみながらも、人間らしく生きていく姿を体現していた。 【自己採点】(100点満点) 72点。第2部も含めて採点しないと難しい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.11.08 22:08:20
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