|
テーマ:プロ野球全般。(13350)
カテゴリ:野球/パ・リーグ
第2回WBC日本代表候補の顔触れをみても分かるように、そして、昨年の日本シリーズでの戦いぶりをみてパ・リーグの実力はセを上回っているのは間違いないでしょう。 昨年のパは2007年の5位だった埼玉西武がアジア王者に、同じく最下位だったオリックスが2位へ躍進するなど一年で勢力地図が大きく替わりました。 そこで今季のパ・リーグの戦力分析を私なりにしてみましたがあくまでも私見です。 【昨年の順位】 1埼玉西武ライオンズ(アジア王者) 2オリックスバファローズ 3北海道日本ハムファイターズ 4千葉ロッテマリーンズ 5東北楽天ゴールデンイーグルス 最下位福岡ソフトバンクホークス この順位を昨年の今頃、予想した評論家やファンがどこまでいたでしょうか?何処のチームのファンであってもキャンプ時には優勝を思い浮かべるでしょうが、特に、ホークスファンはこの順位をどう受け止めているかな? 今回の戦力分析では「アジア王者」埼玉西武の戦力分析は既に掲載しましたので、2位以下5球団の戦力分析を行います。 【オリックスバファローズ】 開幕当初はコリンズ監督(当時)の迷采配もあり、早くもBクラス定着かと思われた。コリンズ監督を解任し大石コーチが監督に就任すると、徐々にチーム力が向上していった。 ローズ、カブレラの3,4番と、二桁勝利投手4人(金子、近藤、小松、山本)を輩出した地0ム力は強力だ。打線は前東北楽天のフェルナンデスを獲得、投手は阪神からボーグルソンを獲得した。投打のバランスが良いが投手陣には2年目のジンクスが気になるが、更なる成長があると2位どころか首位も狙える戦力だ。 【北海道日本ハムファイターズ】 ダルビッシュを筆頭に安定した投手力を誇るチームの弱点は貧打に尽きる。その貧打解消の切札が週刊誌騒動に巻き込まれた前読売のニ岡獲得だ。だがニ岡は故障を抱えておりフル出場は難しいので、果たしてどこまで得点力向上に繋がるか不透明だ。そうなると外国人選手の打力頼りとなる。 高卒2年目の中田は守備に難があるが、果たして梨田監督がどこまで我慢して起用するか。 自慢の投手力は守護神マイケルを読売に放出したが、見返りの左腕林と武田久の二人のどちらかが起用されるので大きな損失とはならない。 【千葉ロッテマリーンズ】 バレンタイン監督の退任が決まっているシーズンで、フロントは井口(前フィリーズ)を獲得し2塁手として起用される。西岡との二遊間コンビは脚力も守備力もあり他球団にとっても脅威になりそうだ。大砲不在の打線は井口加入で多少解消されるが打線に核が無いのは今年も同じようだ。 投手では昨季不振だった小林宏の復調が期待され、更に、ドラ1ルーキー左腕木村に3年目の大嶺に2年目の唐川らがローテに定着するようだと手ごわい存在になる。 【東北楽天ゴールデンイーグルス】 昨季は最終試合でホークスにサヨナラ勝利を収めて5位になった。今季は野村監督1年契約最終年との意気込みから補強に励んだ。 打線はフェルナンデスがオリックスに去ったが、中日からFAとなった中村を獲得したことで守備力が安定した。投手力は岩隈、田中の2枚看板は強力だが他の投手が頼りないのが難点。2年目の長谷部や朝井に片山の中から一人でも先発に定着出来ないと、打線の力だけでは勝てない。その打線は山崎、セギノール、中村の主軸は長打力がある。 【福岡ソフトバンクホークス】 昨季はエース斉藤和を筆頭に故障者が続出し、9月には五輪帰りの川崎までが離脱し屈辱の最下位へと転落した。 エース斉藤は怪我の回復が遅く開幕に間に合わない可能性もあるが杉内と和田のWBC候補組みは健在。ドラ1ルーキーの巽や昨年のドラ1大場が先発に食い込めば面白いが先発陣は新垣も手術明けと制球難がどこまで解消できるか? 打線では相変わらず松中、小久保頼りだが小久保は怪我が多くフル出場は苦しい。城島が抜けて以来正捕手不在のチーム状態は今年も同じで投手との相性を睨んでの起用となりそうだ。 今年も面白い戦いが展開されそうなパ・リーグ。オープン戦で新戦力がどこまでアピールできるか、各球団の戦いぶりに熱視線が注がれるのは間違いない。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[野球/パ・リーグ] カテゴリの最新記事
|