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カテゴリ:野球全般
WBC出場国の最終登録メンバーが発表された。日本は大阪遠征でのメンバーがそのまま登録されたことで28人が決まった(亀井は今でも辞退すべきだと思いますが)。 【A組(日本、台湾、中国、韓国)】 このブロックはアジアからの4カ国。中国は論外なので事実上、日本・台湾・韓国の中の2チームが第2ラウンド進出を狙う。台湾は投手陣が主に米国マイナー在籍選手でメジャー選手はなし。中軸は阪神の林(リン)が務める。台湾は韓国とは国際大会では互角の戦いをするので韓国も油断したら予選敗退もあり得る。 韓国はメジャー選手は1人(秋)だけで、東京ヤクルト在籍の林(イム)は抑え候補。 中国は前オリックス監督のコリンズが率いるが、本戦はおろか強化試合でも勝てそうにない。北京五輪では台湾相手に勝利を収めたが今大会では難しそうだ。 【B組(メキシコ、キューバ、南アフリカ、オーストラリア)】 全大会準優勝のキューバは国内リーグから国際大会豊富なメンバー中心に編成されているが、北京五輪大会の主砲ベルは何故か外れている。 地元メキシコは前回大会では米国を破り日本の優勝に大きく貢献した。今大会では打者はメジャーでも実績のあるカントゥ、へアーストンらが揃っているが投手陣は多少弱そうだ。外野のK・ガルシアは元オリックスの選手だ。 オーストラリア、南アはこの組を突破するのは難しそう。オーストラリアはメジャーやマイナー所属の選手たちが揃ってメキシコを破るようだと面白いが、日本代表との試合内容をみると難しそうだ。 【C組(カナダ、米国、ベネズエラ、イタリア)】 野球発祥国の米国は前回大会では準決勝に進めなかった。今大会も辞退者が続出した関係で投手力が多少弱い。前回大会にも出場したサイ・ヤング賞受賞経験者のピービー(パドレス)とオズワルト(アストロズ)が先発2本柱。救援陣はB.J.ライアン(ブルージェイズ)やプッツ(メッツ)などクローザー経験者を揃えている。 打線はジーター(ヤンキース)を主将として、首位打者C・ジョーンズ(ブレーブス)やMVPペドロイア(Rソックス)らがいるが迫力には多少欠ける。 この組ではベネズエラが強豪だ。投手陣ではF・ロドリゲス(メッツ)という強力なクローザーが控えているのは強み。打線はタイガース勢のカブレラ、ギーエン、オルドニェスを筆頭に米国以上に迫力がある。 カナダもメジャー選手中心の編成で前回大会は予選リーグで米国に勝利した。イタリアはイタリア系メジャー選手が中心だが、カナダと共に予選落ちは免れそうにも無い。 【D組(プエルトリコ、ドミニカ、パナマ、オランダ】 地元プエルトリコと優勝候補のドミニカの激突となりそうだ。プエルトリコは主砲デルガード(メッツ)やゴンザレス(マーリンズ)を中心に打線は強力。外野には埼玉西武のボカチカが選出されておりレフトでの出場が見込まれている。元ヤンキースの主砲B・ウィリアムズも選出されている。 優勝候補のドミニカは松坂の同僚オルティス(Rソックス)、レイエス(メッツ)などメジャーのオールスター級選手がずらりと揃っていて迫力満点だ。打線に比べると投手力は多少劣るが得点力の高さでカバー出来そうだ。薬物使用問題で渦中のA・ロドリゲス(ヤンキース)は今回は出身国のドミニカからの出場となったが、この問題でチームメイトとの軋轢が心配の種か? パナマ、オランダはメジャー選手が中心となるが層が薄いのは致命的。オランダは本国よりカリブのアンチル諸島出身選手に良い選手がいる。パナマには昨年まで千葉ロッテでプレイしていたズレータが選出された。パナマはアストロズのC・リーの打撃力に期待。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.03.01 23:18:51
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