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カテゴリ:日本シリーズ、交流戦、球宴、国際試合
5月19日から始まった交流戦が終わりました。交流戦全体の成績では初めてセ・リーグが70勝67敗7分けと対戦成績でパを上回りましたが、交流戦優勝はSBの2連覇でした。観客動員面では広島が新球場オープンのおかげで対前年比40.1%の増となったことでセは対前年比3.0%増、逆にパは同2.8%減となったが全体では0.2%増となった。 ライオンズは11勝11敗2分けで勝率5割で終わってしまった。最後の5試合を全てビジター球場で1点差で落としたことが響いた。 【対戦成績】(Hはホーム、Vはビジター) 読 売 H1勝1分 V0勝2敗 ヤクルト H2勝0敗 V0勝2敗 中 日 H1勝1敗 V1勝1敗 広 島 H1勝1分 V0勝2敗 阪 神 H2勝0敗 V1勝1敗 横 浜 H1勝1敗 V1勝1敗 合 計 H8勝2敗2分 V3勝9敗 こうしてみるとHで圧倒的に強く、2引き分けも内容的には勝っていた試合を引き分けた。2敗は対横浜戦の惨敗と対中日との大宮で「恩知らず」和田に浴びた本塁打で落とした試合である。 セの球場での試合では対読売、ヤクルト、広島戦で全て負けてしまったのは痛い!特に最後のカードとなった神宮でのヤクルト2試合はどちらも勝てる試合だったのでね。 攻撃面では打率、得点云々よりもデータは分からないが、残塁が非常に多かった印象が脳裏に焼きついている。去年のように長打攻勢で一気に対戦相手の先発投手を打ち崩す手前で終わってしまっている感じだ。従って、大量得点イニングが少ない。ならば、機動力や奇襲作戦などでカバーしたいところだがそれも無かった。 リーグ戦再開までに不安定な投手陣を打撃陣が支えるようにならないと苦しい戦いが待っている。打者では交流戦突入後、栗山の打撃が上昇してきて期間中の打率が.333、4本塁打、16打点と頼もしくなってきた。1番片岡の出塁率が3割前半なので、この数字が上がれば得点力も上がるだろう。 心配なのはむしろ投手陣だ。特に、「魔の8回」と言われるほど守護神グラマンが抜けた穴は大きい。7回までリードしていながら8回に逆転された試合を何度みたことか!!! 首脳陣も何とか8回を乗り切ろうと西口を起用したり、終盤にはワスディンを投入するなどしているが同じことの繰り返しは変わらない。投手陣にも問題あるが、細川を故障で欠いていることも投手が安心して力を発揮できない一因とも言える。 西口は先発復帰が決まっているので、先発投手が7回から8回途中までリードを3点以上保てるかが鍵か?ルーキー野上の2軍落ちに伴い、2軍から3年目の木村と山本の昇格が予定されている。更に、古巣相手に登板機会が無かった上原がどこまで1軍の戦力になるかも見極める必要があるだろう。 先発陣は涌井、岸の2本柱で今後も貯金を堅実に稼ぎ長いイニングスを投げてもらいたい。帆足、石井一の左腕コンビは安定して7回を投げきるのが課題。西口も同様に制球に気をつけてこちらは6回まで試合を作るのが課題。 8月は月曜日を除く6連戦が続くことから先発投手も6人必要となる。その場合、ワスディンを負け覚悟で起用するのか、それとも誰か他の投手にするのか現時点では不明だ。 最後に、交流戦終了時で「借金2」は交流戦前と同じである。昨年はSBが交流戦直後から失速し、西武は逆に7・8月で着実に貯金を稼いで優勝した。果たして今年は...。 ---------------------------自己PR-------------------------------- WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞ WBC準決勝戦写真集はこちらでどうぞ WBC決勝戦写真集はこちらでどうぞ ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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