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カテゴリ:野球・大リーグ
米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー外野手は、オークランド(サンフランシスコの郊外です)でのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場し、第1打席に右翼線二塁打を放ち、メジャー通算2000安打を達成した。 イチローは試合開始直後の第1打席、先発・ゴンザレス投手の2球目の直球を右翼線に運んで快挙を成し遂げた。この日は結局この1安打だけだったが、大リーグ史上初となる9年連続シーズン200安打まで残り5本とした。 オリックス時代のイチローは、故仰木監督が就任したプロ3年目(1994年)からレギュラーとなり、以降7年連続で首位打者。 しかし、入団当時の土井監督の彼を観る目は厳しかった(といより見る目が無かった?)。高卒(愛工大名電高)ルーキーながらウェスタン・リーグでは開幕からレギュラーを取り、ジュニア・オールスターでは本塁打を放っていたが、1軍からお呼びは掛からない。 そのイチローを2軍で指導した河村打撃コーチとマンツーマンで取り組んだ「振り子打法」が彼の運命を大きく変えた。自信を掴んだイチローは仰木監督の元で大輪の花を咲かせた。 イチローの凄いところは、日本でプレイしていた頃より更に進化していることだ。 オリックス在籍時には3割5分9厘の高打率を誇り、1試合平均安打数は1.431。これを6日現在のメジャー9年間と比較すると、平均打率は3割3分3厘(5999打数2000安打)とやや下がるものの、1試合平均は1.427本で、ほとんど変わっていない。 イチロー自身がインタビューでかつて語っていたように、メジャーでの試合数の違いが(年間20~30試合多い)記録達成を早めた要因とも言える。 私自身、イチローのプレイを2001年にシアトルで直に観たのも良い思い出だが、何といっても今年3月ドジャースタジアムでWBC決勝戦を観戦し、そこでイチローが放った決勝タイムリーは今でも脳裏に焼きついている。 彼の次の目標である9年連続200安打は目前に迫っている。それ以降は暫くの間、大きな記録は控えていない。そういう意味で置いて、今年は、3月のWBCに始まって日米通算安打記録と今回の2000安打と節目の大記録達成の一年だった。 願わくはマリナーズでワールド・シリーズを制し、イチローがMVP...そんなシーンは果たしてくるのだろうか? ---------------------------自己PR-------------------------------- WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞ WBC準決勝戦写真集はこちらでどうぞ WBC決勝戦写真集はこちらでどうぞ ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.08 22:16:45
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