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テーマ:政治について(20224)
カテゴリ:時事・ニュース 国内
さいたま市と中野区で昨年11月に起きた元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、殺人と殺人未遂罪などに問われた小泉毅被告。 さいたま地裁(伝田喜久裁判長)で開かれた初公判で、起訴内容を大筋で認めつつ「私が殺したのは人ではなく魔物。無罪を主張する」と声高に訴えた。 小泉被告は上下が黒色と紺色のスエットスーツ姿で入廷。 用意したメモを手に「意見を言っていいですか」と要求し「無罪を主張する。私が殺したのは人間ではなく、心の中の邪悪なマモノだと確信している。邪悪なマモノがつくった狂犬病予防法によって、たくさんのペットが殺されている」などと述べた。 さらに「今回の行為を批判する人間は、なぜ人の命だけが尊いのか説明しなさい。毎日毎日、千頭以上の何の罪もないペットを殺して良いわけを説明しなさい」と続け、感情を高ぶらせた。検察官が朗読した調書によると、小泉被告は「漢字の『魔物』は外見が邪悪。『マモノ』は内面が邪悪」と説明したという。 検察側は冒頭陳述で、小泉被告は、飼っていた犬を保健所に殺処分されたと考えたことや、数十万匹の犬や猫が毎年殺処分されていることなどを知り、「厚生省が保健所を所管していると思い、恨むようになった」と指摘。 「多数の厚生事務次官経験者を殺害して死刑になって人生を終わらせ、動物の命を粗末にすれば自分に返ってくることを思い知らせようとした」と動機を説明した。 (以上、毎日新聞より一部を転載しました) 一年前の今頃、社会を震撼させた元厚生事務次官連続襲撃事件の小泉被告に対する初公判が開かれた。小泉被告は裁判所内で一方的に持論を展開するなど、全く反省の意思は無いどころか「無罪主張」を堂々と繰り広げた。 「(飼犬)チロ(殺処分)に対する復讐!」を掲げて元厚生事務次官を逆恨みして殺害するなど、小泉被告の行動は常軌を逸している。公判後の弁護士の会見でも小泉被告自筆の「主張」が弁護士からマスコミへ記されるなど、飼犬チロに対する愛情と保健所への恨みは想像を絶する物がある。 小泉被告の怒りの対象は厚生労働省だけに留まらず自らの自供内容とは異なる情報が氾濫しているとして、取調べの警察やマスコミに対してもその怒りをぶつけている。 今後、この裁判は弁護団も小泉被告の主張に対しては争わず、自首したことに対する減刑を焦点にするに留めるようだ。 まあ、それでも本人が「無罪主張」をしていますが...。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.29 14:24:37
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