|
テーマ:映画好きな人♪(41)
カテゴリ:アメリカ映画
9-64.イングロリアス・バスターズ
■原題:Inglourious Basterds ■製作年・国:2009年、アメリカ ■上映時間:152分 ■鑑賞日:12月19日、吉祥寺スカラ座(吉祥寺) ■予告編 □監督・脚本・製作:クエンティン・タランティーノ □製作:ローレンス・ベンダー □製作総指揮:エリカ・スタインバーグ、ロイド・フィリップ、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン □撮影監督:ロバート・リチャードソン □編集:サリー・メンケ □美術:デヴィッド・ワスコ □衣装デザイン:アンナ・B・シェパード ◆ブラッド・ピット(アルド・レイン中尉) ◆メラニー・ロラン(ショシャナ・ドレフュス) ◆クリストフ・ヴァルツ(ハンス・ランダ大佐) ◆イーライ・ロス(ドニードノヴィツ) ◆ミヒャエル・ファスベンダー(アーチー・ヒコックス中尉) ◆ダイアン・クルーガー(ブリジット・フォン・ハマーシュマルク) ◆ダニエル・ブリュール(フレデリック・ツォラー) ◆マルティン・ヴトケ(アドルフ・ヒトラー) 【この映画について】 作品を発表するたびにセンセーションを巻き起こすクエンティン・タランティーノ監督が今回舞台としたのは対ナチ戦下のフランス。プロパガンダ映画のプレミア上映に集まるナチス高官の抹殺を企むアルド中尉ら“イングロリアス・バスターズ”。 これを阻止せんとする“ユダヤ・ハンター”ランダ大佐、さらに自ら映画館を爆破しナチスを道連れにしようとするユダヤ人映画館主ショシャナなど、登場人物たちがさまざまな思惑を持ちながらプレミア上映の夜へと向かっていく様子を、タランティーノらしい巧みな台詞回しやカメラワークを駆使して描く。 キャスティングはアルド中尉を演じるブラッド・ピットをはじめ実力派・個性派ぞろいだ。 (この項、gooより転載しました) 【ストーリー&感想】 1941年、フランスの田舎町ナンシー、「ユダヤ・ハンター」の異名を持つランダ大佐がある農場にジープで乗りつけ、床下で匿っていたユダヤ人家族に向って無慈悲に射撃した。ユダヤ人一家は全員射殺されたと思われたが、一家の娘ショシャナだけは辛くも銃弾を免れ命からがら逃げることに成功。 1944年6月、ドイツ占領下のフランス。映画館主のミミューはドイツ軍の英雄フレデリックに言い寄られ、挙げ句にナチスのプロパガンダ映画をプレミア上映させられることになった。 その事実をつかんだイギリス軍はナチス諸共映画館を爆破すべくアルド中尉率いる“イングロリアス・バスターズ”を動員し、スパイのブリジッドと接触を図らせる。一方ナチスでは“ユダヤ・ハンター”の異名をとるランダ大佐が動き出し…。 この映画館を舞台に「イングロリアス・バスターズ」と呼ばれるブラッド・ピット扮するレイン中尉率いる連合軍のナチ・ハンター集団と、ナチスへの復讐を胸に秘めているショシャナがどこで交錯するのかと思ったら、やはり映画館が舞台だった。 小規模の映画館でナチスの最高幹部たちが、ナチスのプロパガンダ映画をパリで鑑賞するという設定は面白いのだが、どこか無理があるのだがタランティーノはそんな設定を楽しむようにストーリーを構築した。 ブラピはレイン中尉のキャラを楽しんで演じているようにも感じた。ジェシー・ジェームズという実在の人物を演じたブラピだが、最近では「バーン・アフター・リーディング」でのコミカルな役どころにも挑戦し演技の幅を広げている。 ブラピ以外では、ドイツ絡みの映画では欠かせないモデル出身のダイアン・クルーガーや、「グッバイ・レーニン」や「ボーン・アルティメイタム」にも出演するなど主にヨーロッパ映画で主演作品があるダニエル・ブリュール、「キャビン・フィーバー」「ホステル」などの作品の監督でクエンティン・タランティーノとも親交が深いユダヤ系アメリカ人のイーライ・ロスは映画館で上映するナチスのPR映画の監督を務め自らも「ユダヤの熊」の異名を持つ役を演じている。 「グラインドハウス」のような娯楽性とは異なるがクエンティン・タランティーノらしいユーモアや映像のショットなどが楽しめる作品だった。 【自己採点】(100点満点) 74点。突っ込み所は多いが楽しく鑑賞出来た。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.31 17:45:19
コメント(0) | コメントを書く |