柏原ぶっちぎりの独走で東洋大が往路優勝
新春恒例「第86回東京箱根間往復大学駅伝」の往路が大手町(読売新聞社本社前)~芦ノ湖間で行われ、往路の最終5区で連覇を狙う東洋大“新・山の神"柏原(2年生)が6人抜きの激走で大逆転。
5時間32分02秒でゴールし、2年連続で往路優勝を果たした。柏原は驚異の追い上げで中継所でのトップ明大との4分26秒差を逆転し、前大会で自身がマークした区間新記録も1時間17分08秒で更新した。
1~4区まで首位をキープしていた明大だったが、新・山の神の勢いの前に首位を明け渡すどころか5区の走者が区間18位と大ブレーキで結局6位でゴールインした。
往路の最終5区、柏原は7位でタスキを受け取ると、前を走る6人全員をコース中盤までに抜き去る快走。
2年生となった今年は各校から5区にエース級を投入されるなどマークを受けていたが、「マークされていても全部抜いてやるという気持ちで走りました」と余裕の受け答えだった。
これで昨年の完全優勝から続いて東洋大が往路を制覇した。前半出遅れた駒大は徐々に盛り返し8位だった。復路の見どころは東洋大の2年連続完全制覇が達成されるか?それとも2位と久々に優勝を狙える位置に付けた山梨学院大が東洋大を脅かすことが出来るか辺りがポイントか。
また、10位までに与えられるシード権を巡る争いからも目が離せない。予選会からの出場はきついだけに、優勝圏外のチームはシード権確保が目標になる。
▼往路ゴール順
1位東洋大
2位山梨学院大
3位日体大
4位中大
5位東農大
6位明大
7位早大
8位駒大
9位青学大
10位城西大
-------(学連選抜を除く上位10チームがシード権を確保)
11位学連選抜
12位東海大
13位日大
14位上武大
15位帝京大
16位中央学院大
17位専大
18位法大
19位亜大
20位大東大
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