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カテゴリ:時事・ニュース 国内
国内で98番目となる茨城空港(茨城県小美玉市)が昨日、開港した。 初日は神戸空港からのスカイマークの臨時便が運航したが、開港時から飛ぶ定期便は韓国・アシアナ航空のソウル1往復のみ。 当初、札幌や那覇などの国内線の就航を想定し、国内線は2010年度で72万9000人の利用客を見込んでいた。だが、国内便は最近何かと問題が多い格安航空会社のスカイマークが4月から神戸と1往復することが決まっているだけで、JALもANAも参入せず国交省のはじき出した予測には遠く及ばない公算が大きい。国交省の予測そのものは常に水増し予測なのは高速道路建設の際にも証明されていることは国民なら知っている。 元々、茨城空港は自衛隊百里基地との共用空港で新千歳や小松と同じスタイルでの運行だ。百里基地の滑走路は土地の形状から一部が歪な形での運行だったが、官民共用が決まりそうした欠点は解消されたそうで、得したのは?防衛省だけだったりして。 この茨城空港、空港までのアクセスに大きな問題があることから、専用駐車場は無料開放するそうだがそれでは根本的解決にはならない。 能登空港のように、地元自治体が一定の搭乗率以下の場合に損失を補填することで航空会社の参入を図り成功を収めている例もある。茨城県側にそのようなアイデアと財力があるかは知らないが、アクセスの不便な空港では、いくら周辺観光地とタイアップしても国交省予測にはいつまでも追い着かないと思う。 新空港に日帰り温泉施設でも作り、レジャーランド化するなど、空港に来たいと思う何かを提供しないとダメでしょう。 狭い日本に98もの空港が果たして必要かが問われている。地方空港の開港より、まずはアジアのハブ空港化を目指し、その中に羽田や成田や関空を組み込むことで経済成長や雇用の拡大にも繋がるのではないだろうか? 日本は空港整備が著しく遅れた。それもこれも成田開港に多大な時間を費やしすぎたからだ。一部地権者の頑なな態度が国家的損失を生んでいるとの見方も可能だが、そもそも成田に決めたのが間違いとも言える。 茨城空港開港を機に、もう一度、航空行政を国際的視野で考えよう。鳩山政権も自公政権の政策を否定するばかりではなく、斬新で即効性のある政策立案を望みたい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.14 18:18:58
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