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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-千葉ロッテ 5回戦(千葉ロッテ3勝2敗) 観衆27,139人
3戦目の初戦を、このカード相性抜群のエース涌井がまさかの初回の大量失点で失ったライオンズ。更には、死球がきっかけで一触即発のムードが漂うなど散々だったので2戦目は何としても勝利で飾りたい試合前でした。 先発は許銘傑(シュウ・ミンチェ)と渡辺俊でした。許は前回、札幌でダルビッシュと投げ合い敗戦投手となったが内容的には悪くなかった。渡辺とは開幕カードで対戦し打てなかったので、今回はきっちりとお返しをしたい投手。 ナベQ監督は渡辺対策として「9番右翼上本」を起用。この起用が結果的にズバリと当たった。 初回、高目に抜けて制球が定まらない渡辺を攻めてブラウンが先制の2点打を放つ。2回には相変わらず制球が甘い渡辺から先頭打者の上本が幕張の空に高々と打ち上げた打球は、ロッテ応援団が陣取るライトスタンドへ着弾するソロ本塁打。 3点を奪ったライオンズは既にフラフラの渡辺を容赦無く攻め、栗山以下3連打とブラウンのボテボテの打球処理を渡辺が誤り野選を冒しこの回だけで3失点。2死を奪った時点で左腕服部と早くも交代した。 服部は既に西武に傾いた流れに身を任せるだけの投球で、3回にも1死から上本が巧みなバットさばきで出塁すると、片岡と栗山の連続長短打で2点追加。 4回には、3番手上野から上本がこの試合3安打目がタイムリーとなり8-3となりロッテの反撃ムードを遮断。ロッテは渡辺の大量失点が影響したのか、長い守り時間で攻撃に集中できず3回と7回の追い上げも及ばなかった。 押せ押せムードで既に3塁側スタンドでは点が入る度にライオンズファンの歓声と、青いフラッグが振られゆらゆらと揺られ「獅子の咆哮」が響き渡り、ロッテファンは黙るしかなかった。 先発の許は3回までは不安定な内容でハラハラしたが、中盤は安定していたが投球数が増えた7回途中5失点(自責点4)で降板し、星野から藤田、そして最後は、ロッテから移籍してきた守護神シコースキーで締めた。 昨季はロッテ相手に予想外の負け越しをしたことがCS進出を逸した要因の一つでもあることから、何とか勝ち越しへ持って行きたいですね。 千葉マリンでは良い思い出が少ないどころか悪いイメージが強い管理人でしたが、毎回、この様な試合が観られるなら、試合時間を越える往復4時間の行程も苦になりません! <ナベQ監督のインタビュー> 打線は上位から下位とつながってくれて前半に攻略できたね。 上本は状態もいいし、いい所で打ってくれた。今日は、4番、5番、6番に1本づつ出てくれた。効果的に打ってくれれば、全体的に状態も上がってくる。 許は3点取られた後、4回、5回、6回を0点に抑えてくれた。よく7回まで投げてくれたね。星野、藤田、シコースキーもよく投げてくれた。 中島は低めの変化球を体勢を崩されてもヒットゾーンに持っていけてるね。状態は1番いいんじゃないかな。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.11 17:10:44
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