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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-千葉ロッテ 9回戦(埼玉西武4勝5敗) 観衆30,881人
この試合の先発投手の名前を聞いて直ぐにパッと名前と顔が浮かぶのは両チームのかなりコアなファンでしょうね。 西武は田中、千葉ロッテは香月。偶然か、田中の兄は元千葉ロッテの投手でドラフト1位で入団した。香月の兄は近鉄-オリックスで中継ぎ投手として1軍で投げている。プロ初先発同士の対決で、どちらも兄弟でプロ選手というのも珍しい。 田中はナベQ監督期待の若手投手、香月は独立リーグからプロ入りした苦労人。 両投手ともに立ち上がりが課題だったと思うが、先に点を与えたのは残念ながら田中だった。 初回、西岡から三振を奪ったのは良かったが、3安打に四球と野選まで加わってリズムを崩し3失点は痛かった。 2回と3回は2死無走者から四球などで走者を出し、3回に1点を追加されこの回限りで降板した。 一方、香月は2回から5回まで四球や中村の本塁打などでピンチの連続。それでも、西武の拙攻もあって5回4失点でリードを保ち降板した。 西武は2番手のルーキー岡本洋も失点を重ね5-10で負けてしまった。田中はストレートの早さが144キロ程度で、スライダーとフォークがあるがどれも高目に抜け制球はイマイチ。 今後は、リードされた場面での中継ぎで経験を積んで、ローテの谷間で先発機会を得るのを待つことになる。 香月は嬉しいプロ1勝を挙げたが、西武の拙攻に助けられた面もあり、まだまだ1軍定着とは行かないようだ。千葉ロッテは川越、小野が故障で登録抹消中なので、この2人が戻るまでにチャンスを掴めるかがカギだ。 西武は2回から5回までいつ崩れても不思議ではなかった香月から決定打を奪えず、プロ初勝利を献上してしまった。 <ナベQ監督のインタビュー> お互い初物同士で、相手が攻略できてウチが攻略できなかった、そこの違いだね。 田中は初回、上手く緩急が使えてなかった。全体的にはそれなりに良かったかなと思う。今日は岡本洋が悪すぎた。あそこで踏ん張れればもう少し良い試合になっていたと思う。本当はコントロールに苦しむピッチャーじゃないけど、今日は普段の持ち味が出せていなかった。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.06 18:40:04
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