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2010.05.16
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テーマ:野球観戦記(54)
2010プロ野球観戦記NO.14@ハマスタ
 ○埼玉西武 6-5 横浜× 

▼横浜-埼玉西武 2回戦(埼玉西武2勝0敗) 観衆19,266人

チ  ー  ム 
埼玉西武

横浜


【投手】
(西)帆足、野上、小野寺、星野、長田、シコースキー-細川、上本
(横)ランドルフ、真田、江尻、牛田、山口-武田

【責任投手】
勝:長田2勝1敗
S:シコースキー2敗14S
敗:山口1勝4敗10S

【本塁打】
栗山2号(西)、中村11,12号(西)、金城1号(横)

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
3中村
7ブラウン
9高山
5阿部
2細川
1帆足

【スタメン】横浜
6石川
9下園
3内川
5村田
7スレッジ
4カスティーヨ
8金城
2武田
1ランドルフ

【高山、9回2死から決勝タイムリー】

交流戦ここまでビジターで3試合を消化して、大体予想通りの3-1で貯金を新たに2増やしました。昨日は涌井が投打にわたる活躍で予定通り横浜に快勝。一応エースらしい三浦は自信を無くすほどの衝撃を受けたようです。

さて、今日の試合は現在5連敗中の横浜なので、何としても連勝してホームに戻りたいですね。先発は予想通り西武はパ防御率1位(12球団1位)の帆足と、横浜は防御率リーグ最下位の開幕投手ランドルフの左腕対決です。
ランドルフ

初回、西武は1死3塁のチャンスに3,4番が凡退。横浜は初回、1死2塁で内川は帆足の投じた高目を振りぬくと一旦は本塁打と判定されたが、ビデオ判定で「2塁打」と訂正されたものの1点先取。
西武は3回、無死1塁で栗山がライト席へライナーで飛び込む2ランで逆転、更に、4番中村がレフトスタンド最上段の看板を直撃するソロ本塁打で3-1と逆転。

中村は5回にも風に乗った打球がレフトポールを巻いて着弾する2ラン。ここで尾花監督がビデオ判定を要求したものの、当然の如く判定は覆らず、ただ遅延行為をする為に観客を待たるとは何事ぞ。尾花は遅延行為で退場に処すべきだ、中村の打球は球場で観ていても明らかに本塁打であり、審判もビデオ判定に容易に持ち込む姿勢には疑問を感じる。
結局、2度のビデオ判定で20分近く試合時間をロスしている上に、判定結果が出るまで時間を要しすぎている。NPBは試合時間のスピードアップを言い続けている半面、このように、ビデオ判定を連発しては試合時間が長引くだけで矛盾である。
打席での帆足

先発帆足はセの主審との相性も悪く、5回終了時でリードを保ちながら降板した。ところが、6回、2番手野上が金城にソロ本塁打を浴び、替わった小野寺も下窪にタイムリーを浴び、まさかの同点に。

試合の決着は9回にやってきた。先頭の中島の放った打球はフラフラと浜風に乗ってライトフェンスを直撃する2塁打。西武ドームならライトフライだけど狭い球場と風は怖いね!
2死2塁となり、6番高山がファウルで粘り、横浜のクローザー山口から速球を1,2塁間に運ぶヒットとなり中島が2塁から生還し6-5と勝ち越し。
この瞬間、3塁側スタンドの大部分を占めていたライオンズファンの大歓声と応援フラッグが、浜風に気持ち良く揺られ「万歳!万歳!万歳!」の雄叫びを、ハマのファンは無念の思いで聴き続けるしかなかった。
片岡らに祝福される高山

こうなると最終回は守護神シコースキーが登場。内川に四球を許したが速球が冴えて村田を空三振に、最後はスレッジをボテボテの2ゴロに仕留めて試合終了。

先発の帆足は屋外球場独特の風とセの主審の低目を取らない判定に泣かされ、ブラウンの拙守などでリズムを崩し勝利投手になれなかった。
横浜のランドルフは栗山に本塁打を浴びて時点で降板し、試合後、脇腹の負傷が発覚し登録抹消となるそうだ。

これで交流戦のビジター4試合は3-1、その前のSB戦は2-1で7試合で5-2と勝ち越した。次週は東京ヤクルトと中日相手に大宮と西武ドームでの4試合が待っている。
ヒーイン中の高山

<ナベQ監督のインタビュー>
今年(チーム)初のビデオ判定もあってみんな疲れたでしょ。

最後高山はよく打ったと思う。

先発の帆足はリズムが悪すぎた。球場の狭さを意識したせいか低め低めを攻めてボールになった。中村は球場の相性が良いね。

チームは雰囲気も良かったがシーソーゲームで終盤も苦しかったけど最後の3イニングは0点で抑えられて良かった。

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Last updated  2010.06.06 18:45:00
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