ブラウン、チームの危機を救う一発!チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
埼玉西武 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 7 |
オリックス |
0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 |
【投手-捕手】
(西)許、藤田、シコースキー-細川
(オ)木佐貫、古川、香月、岸田-日高
【責任投手】
勝:藤田3勝2敗
S:シコースキー0勝2敗24S
負:岸田5勝5敗3S
【本塁打】
坂田1号(西)、ブラウン18号(西)
【戦評】
先週は6試合を4球場で戦う変則日程で体調管理に支障をきたしたのか?1-5と大きく負け越してしまい、2位ロッテとのゲーム差が縮まってしまいました。今週は今日から大阪でオリックスとの3連戦、後半は本拠地で東北楽天との2連戦と、下位球団との対戦が5試合組まれているので、欲を言えば全勝ですが4-1は確保したい週ですね。
オリックスとの3連戦は許、野上、平野の先発が予定(3戦目は未発表)されているので、打線が早い回から援護する展開が求められます。
西武は2回、「9番レフト」で今季初スタメンの坂田が右翼席5Fに飛び込むプロ1号となる3ランを木佐貫から放ち3-0と先制。しかし、直後の2回裏に2死無走者から2点を許してしまう。
それでも西武は4回と7回に1点ずつ追加し5-2と3点リード。このまま許が投げ切ると思われた8回も2死までは無難に。ただ、ここから死球をきっかけに四球などで2死満塁となり北川に走者一掃の2塁打を2番手の藤田が打たれ、更に、日高に逆転打となる安打を打たれ5-6となってしまう。
西武は逃げ切りパターンへと持ち込みながらも、2死無走者から4点を失い、このままオリックスが逃げ切ると思った。
だがだが、西武も9回表、先頭の栗山が2塁打で出塁。期待された中島、高山は凡退。ブラウンも2ストライクまで追い込まれたが、岸田が投じた勝負球は日高の構える高目ではなく、ほぼ真ん中に入り右翼席5Fまで運ばれる18号2ラン本塁打で7-6と再逆転、マウンド上で岸田はうなだれてしまう。
一方で敗戦を覚悟していた3塁側の関西ライオンズファンの歓声が、シーンと静まったスタンドにこだましていた。
8回裏の劇的と思われたオリの逆転劇も、最後は勝利をほぼ手中にしながらもスルリと掌からくぐり抜け、最後にシコースキーを投じた西武が勝利した。
もし、この試合を西武がこのまま落としたらそのショックは計り知れないものだったが、ブラウンの一発がチームと打たれた藤田をも救った。
結果的に勝利したのは西武だが、8回に藤田が3点差を守り切れなかったのも事実。ここ最近、盤石と思われた救援陣に疲れが見えてきている。
2軍では左腕の工藤とグラマンの調整が進んでいる様子で、疲れが見える投手陣の救世主となれるかに注目したい。
<ナベQ監督のインタビュー>
今日は、逃げ切らないといけない試合展開だったし、逆転まで許してしまうのはよくなかった。
9回はクリ(栗山)がよく出塁し、ブラウンが良く打ってくれたね。勝負強さが出たし、よく1発で仕留めてくれた。
太陽は、気持ちで下を向いてしまう所があるので、下を向くなと言ってある。マウンド上ではオーラを出して欲しい。
坂田のホームランにはびっくりしたよ。
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