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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-東北楽天 13回戦(埼玉西武8勝5敗) 観衆26,840人
【帆足4回で降板も中継ぎ陣が踏ん張り勝利】 昨日の試合はエース涌井が先発しながらも、楽天相手に想像外のまさかの敗戦を喫してしまい楽天相手に3連敗。こうなると2戦目の今日は首位の意地にかけても負けられません。 先発はここのところピリッとしない帆足と楽天は永井でした。 何としても先取点が欲しい西武は2回、先頭高山が安打で出塁し続く7番坂田が永井から豪快に右中間席に叩きこむ2ラン本塁打で2点を奪う。 但し、この後、2死無走者から満塁までチャンスを作ったが4番中島は凡退し永井を一気に崩せなかったのだが、これが荒れる試合の予兆となってしまった。 3回表、帆足は楽天に3点を奪われ直ぐに逆転される。低目に変化球を集めて内野ゴロを打たせるパターンに持ち込めなかった。 それでも3回裏、再び坂田が右中間席に2打席連続となる4号ソロ本塁打を放ち同点に。 それでも帆足は立ち直れず、4回には2死無走者から草野に逆転打となる安打を打たれ、結局、4回で降板。22打者に11被安打と打たれ過ぎで、これでは攻撃へのリズムが作れないと判断し、5回からは岡本篤が登板し2回をピシャリと楽天打線を抑えたのとは対照的だった。 最下位が定位置の楽天に2度までもリードを許したことで攻撃陣の怒りに火が付いた? 4回裏、4安打を絡めて3点を取って再びリードを奪い、5回裏には1死満塁で中島へのフルカウント時に、一度は押出し四球と思われたが主審山村は、ワンテンポ遅れて三振を宣告する。 当然ナベQ監督は猛抗議をするものの判定は覆らず2死。第一、この投球は明らかにボールだと思える高さだったが、サウナ並みの暑さでボーっとしていたんじゃないか山村主審は!!!それでもブラウンは2点打を放ちリードを広げた。 この後、西武投手陣は楽天打線を抑え、主審の不可解な判定にも負けず8-4で勝った。 この試合のヒーローは何と言っても2年目の坂田だ。京セラドームで衝撃的な2発を放った坂田だが、西武ドームでもそのパワーが発揮された。いずれも打った瞬間に分かる豪快な本塁打で、当面、7番レフトでスタメン起用されそうな気配だ。 その坂田だが、3打席または3打数連続本塁打が期待されたが、3打席目は私がスタンドで観ていても「ぶつけて(死球)くるぞ」と席で叫んだが、案の定、1球目から際どい内角攻め。そして3球目、やはりぶつけてきた。 ブラウン監督は米国出身だからそうした「教育」を施しているのだろが、ここは日本の野球だ。そのような「習慣」は持ち込むな! 第一、ブラウン監督は動き過ぎる。攻撃時に一球一球ベンチから細かくサインを出すがこれでは試合時間が長くなる。投手交代も動き過ぎるのか裏目に出るケースが多いようだ。 野村前監督が時間をかけてチームの意識改革をし、躍進が期待されたが結局全てブラウン監督が一人で壊しているようだ。 これではAクラスなんて望めるはずもなく、やはり「定位置」に収まる気配が出てきた。少しは選手を信頼した方が良いよ! さて、西武は13日から球宴前までの9連戦に突入する。先発ローテも中5日で回さないと頭数が足りないのが現実。この暑さの中で選手の疲労もあるだろうが、ハム→ロッテ→SBと眼下の敵との対戦が続く。 ホームで3試合ビジターで6試合なので欲を言えばハム戦は2-1、ビジターでは最低でも3-3で理想としては4-2で乗り切れば首位の座も安泰だがどうなるか? <ナベQ監督のインタビュー> 今日は、序盤のお互いに取ったら取られるという展開の中で、どっちが先に主導権を握れるかという試合でしたが、ウチの2番手以降が良いピッチングをしてくれてウチのペースに持ち込めた。帆足の後を投げたピッチャーたちが流れを相手に渡さなかったので良かったと思います。 坂田は2軍から上がってきて、しっかりと結果を出せている。今日は7番という初めての打順でしっかりと打ってくれて、今日の2本はチームにとって起爆剤となる大きなホームランでしたし、今とても勢いがあると思います。 序盤のバタバタした展開の中で、打線が点を取られてもすぐに取り返して相手に流れを渡さなかったのが大きい。ここのところ打線の調子が上向いてきているので、ピッチャーがしっかり抑えられれば良いゲームが出来ると思います。 9連戦で大変なのはどのチームにとっても同じ。今は日本ハムにとても勢いがあって、その勢いを止めるのが我々の役目だと思っているので頑張ります。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.11 23:24:16
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