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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-オリックス 17回戦(埼玉西武10勝7敗) 観衆25,989人
前回の関西遠征の3連敗と言う赤っ恥を所沢で晴らすべく初戦はエース涌井で確実に勝利をもぎ取り、「予定通り」連勝を6まで伸ばしたライオンズ。オリは今カードで相性の良い金子千が登板しないので苦しい筈です。そう、涌井で勝てば、今カードは帆足、西口が先発するので、西口登板試合が連勝への一つの山でしょう。 今日の先発は帆足と小松でした。 帆足は昨年は9勝止まりだったのでこの試合でチームの7連勝と自身の二桁勝利を達成したいマウンドでしょう。小松は新人王を獲得した年は打てる気がしませんでしたが、今年は当時のスピードもキレも失われ、並みの投手に成り下がっているのでチャンスです。 帆足は初回を3者凡退で片付け味方の攻撃を良いリズムで呼び込みました。初回、先頭の片岡が2塁打で出塁すると栗山が初球を打って1,3塁と絶好の先制のチャンス。 ここで中島の2塁打、フェルの安打、ブラウンが四球で繋ぎ、大島の強烈な右直が犠飛となって3点を先取。 これで楽になるはずの帆足でしたが、2回表に3安打で1点を失う嫌な展開。それでも、2回裏、2死無走者から栗山と中島の長短打で再び3点差に、更に、球のキレも制球も甘い小松はこの回の途中で早々と降板。 それでも帆足は3回表、先頭の坂口を3塁打と送球エラーの間に一気に本塁までの生還を許し、味方が点を取っても取り返される悪循環は替わらない。 打線は活発で4,5回にはオリの実績の無い中継ぎ陣を攻略し4点を追加、しかも、本塁打を挟まない攻撃で相手の制球難を付いての得点は評価出来る。 序盤はリズムに乗り損なった帆足だが、中盤の3イニングスは三者凡退で片付け6回終了で交代した。 オリ打線は7回に内野ゴロで1点を取るのが精いっぱい。最終回には、大阪遠征で攻略した工藤から走者を出すが無得点に終わり、工藤を後押しする大声援を跳ね返すことは出来ず、西武の7連勝はこうして完成し、逆にオリは勝率5割へ逆戻りとなった。 ナベQ監督就任以降3年目にして初の7連勝。しかし、SBもデーゲームで勝っているのでゲーム差も負数差も変わらず首位は安泰。オリ戦の次カードは再びここでSB戦なので勢いは保っておきたい。 明日の先発は仙台での雨天中止でスライドしてきた西口。前回のイースタンでの登板は内容が良かったがどうだろうか? それにしても、工藤が登板すると球場からの大歓声が物凄いね。今の観客は工藤が以前西武に在籍していた頃の姿をどこまで知っているのか?いや、知らない人の方が多いのかな?まあ、今日は1回を無失点に「何とか抑えた」が僅差での登板はどうだろうか? オリは先発が早く崩れると中継ぎは新人投手や実績の無い投手が登板するので、打線が早い回にリードを奪わないと苦しい。大阪遠征ではT-岡田一人にやられたが、今日は西武投手陣が2三振を奪い、カブ一人では流石に大量点を奪うのは苦しいようだ。 さて、今日の試合、3回のカブの打席でレフト席へ物凄い打球が飛んだが判定は「ファウル」。と言うよりポールの遥か上を通過したので、審判も観客も着弾点で判断するしかなかったのだが、ポールの左側に着弾していたようで審判の判定は結果的に正しかった。 但し、オリ側から「ビデオ判定」を要求され5分程度の「審議結果」は「ファウル」だった。 以前、交流戦のハマスタで2度ビデオ判定があり、その時は判定に10分以上費やしイライラしたが、今日の流れはスムーズだった。 <ナベQ監督のインタビュー> 序盤から打線が良い形で点を取ることができました。 先発の帆足はボールが高めに浮いてちょっと不安定でしたけど、4回からしっかり低めにボールが行き、本来の帆足のピッチングができました。 今年は出だしは良く、途中崩したときがありましたけど、普通に行けば二ケタ勝てるピッチャーですし、ここに来て調子は上がって来ているので、これからもしっかり投げてもらいたいです。 今、打線が良く繋がっていて、どこからでもチャンスを作れます。 今日は初回片岡が二塁打で出た後に、しっかり栗山がヒットで繋いでくれたことが初回の3点になったと思います。 今、チーム力は今年一番良い状態だと思うので、この流れを続けたいです。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.15 14:24:35
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