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テーマ:ミニ・シアター系映画(152)
カテゴリ:映画/ホラー・サスペンス・スリラー
10-46.フローズン
■原題:Frozen ■製作年・国:2009年、アメリカ ■上映時間:93分 ■字幕:加藤真由美 ■鑑賞日:8月13日、シネクイント(渋谷) ■予告編 □監督・脚本:アダム・グリーン □製作:ピーター・ブロック、コリー・ニール □製作総指揮:ティム・ウィリアムズ、ジョン・ペノッティ、マイケル・ホーガン □撮影監督:ウィル・バラット □美術:ブライアン・マクブライアン □編集:エド・マークス □音楽:アンディ・ガーフィールド ◆ケヴィン・ゼガーズ(ダン・ウォーカー) ◆ショーン・アシュモア(ジョー・リンチ) ◆エマ・ベル(パーカー・オニール) ◆エド・アッカーマン(ジェイソン) ◆リリーア・ヴァンダービルト(シャノン) 【この映画について】 スキー場のリフトの上に置き去りに――そんなバッド・シチュエーションに置かれた男女3人の、身も心も凍る恐怖を描くシチュエーション・スリラー。地上15メートル、気温マイナス20度、携帯も食料もないという最悪の状況で、寒さと飢え、そして孤独感にさいなまれる若者たちの姿を、圧倒的なリアリティで描きだしている。 “仕掛け人”は『ソウ』シリーズのプロデューサー、ピーター・ブロックと新鋭アダム・グリーン監督、出演はケヴィン・ゼガーズ(『トランスアメリカ』)、ショーン・アシュモア(『X-MEN』シリーズ)ら若手注目株たち。「だれの身にも起こりえる」リアルなシチュエーションだからこそ、その痛々しさに恐怖心が煽られる。 (gooより転載しました) 【ストーリー&感想】 スキー場にやって来たダン、ジョーの親友コンビと、ダンの彼女パーカーは、夜になる前に最後の滑りを楽しもうとリフトに乗り込むが、山頂への途中でそのリフトが突然ストップしてしまう。ゲレンデの営業は週末だけで生憎この日は日曜日だったので、営業再開するのは1週間後の金曜日。 ゲレンデの照明は全てオフになりリフトに乗ったまま宙ずりにされてしまった3人。途中、除雪車が真下を通りありったけの声を出すが届かない。 助けを求める叫びも届かず、食料もなく、携帯電話もない。氷点下20度の極寒の中、空中に置き去りにされてしまった3人は、なんとか脱出を試みるのだったが…。真冬の吹雪が若い3人の体力を奪うだけでなく、思考能力まで奪っていく。 何とか知恵を出して脱出を試みるものの、脱出するには飛び降りるか、ロープを伝って下に降りるしか方法は残されていない。だが、下には狼が徘徊し飛び降りて怪我でもしたらたちまち餌食になってしまう。 そんな中で一夜を過ごした3人だが、意を決し脱出を試みるのだがジョーもダンも...脱出を決行したが予想もしないことが起こりリフトにはパーカーだけが取り残された。 ストーリーはこんな感じですが、スキー場のリフト営業が週末だけというのがミソで、しかも運悪く週末の最終日に遭難してしまった点。 B級パニック映画ならではの安上がりの設定だが、登場人物が事実上3人だけで進行していく。しかも、早い段階で3人が遭難するので、ストーリーを膨らます要素はなく男二人の馬鹿話がアクセントを付けている。 ただし、この映画意外と面白かったですよ。脱出方法なんか考えてみれば飛び降りるのが一番簡単なんですが、やはりこの方法は失敗に終わる。と言うのが日本のスキー場と違い、ここはアメリカで夜になると狼が徘徊するのがポイント。 結局、ネタバレになるけど、助かるのはやはり女性のパーカーだけです。男はやはり女性を助けようと頑張るのですが、女性はこういう状況でも冷静なんですね。顔面は激しい凍傷にかかり、しかも寝ている最中にリフトのバーに手がくっ付いてしまう大怪我を負っても最後は命からがら生き延びるのは女性でした。 出来ればストーリーにもう少し幅を持たせられたら良かったと思いました。低予算のB級映画ですから、これが限界なのかな? ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.01 23:25:48
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