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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-東北楽天 16回戦(埼玉西武10勝6敗) 観衆21,504人
7月に6連敗し、今月になって8連勝でそれを帳消しにしたが、ここに来て再び6連敗中で、どうもチーム状態の波が激しい。 現在の6連敗は、今季相性の悪いハムとロッテをビジターで戦い終えた成績で、特に、ハムとの札幌での初戦、99.99%以上勝利を手中に収めながらサヨナラ負けを食らった。これがチームに動揺を生んだのか、本来は勝たないと行けないエース涌井もこの悪い流れを断ち切れず。 クローザーとエースで勝てないとやはりチームは波に乗れず、ズルズルと連敗街道まっしぐら。打線は不調、疲弊気味の中継ぎ投手陣、捕手のリードと守備など問題点が一気に噴出。 起爆剤にとファーム調整を急遽切り上げて中村を「4番DH」で起用するも結果は芳しくなく、中村と入れ替えで浅村を抹消したら、石井義が指の負傷で抹消(阿部を登録)で浅村を無駄に降格させてしまうなど、動揺は首脳陣にも現れている? 暗い話題ばかりではなく、明るい材料としては、先発陣に西口と石井一が戻ってきたことで、ローテは岸以外は整備されてきた。後は、左の救援の整備が急がれる。 こんなチーム状態で本拠地に戻り、楽天相手に栄養補給?をしたい所でした...。 先発は前回札幌でダル相手に一歩も引かない好投を見せた平野と永井です。 何とか守備からリズムを作りたかったのですが、初回、初球を聖澤が打った1塁線の打球にフェルが全く反応せず2塁打となり、鉄平の左犠飛で1点を相手に許す。 いきなり雰囲気が悪い中、2回、今度は先頭を追い込みながら四球で出塁後、中村紀にレフトポール際に2ランを被弾。2回で0-3。 早くもスタンドには重い空気が漂い始める。3回、先頭の高山の2塁打を後続が生かせず無得点。4回も1失点すると、5回は平野-野上で大量5失点で、ここで事実上試合は決し0-9。夏休み最後のカードで2万人以上も入ったのに、観衆が渇望する「本拠地での勝利」を早くも裏切る点差。 それでも円陣を組んで臨んだ5回裏、先頭のフェルが右翼席に叩きこむソロ本塁打をきっかけに、打線が繋がり2点を奪い尚も中島の打順で、中島はワンバウンドのフォークを3球続けて振り三振、スタンドのファンはこれで諦めたと思う。 そりゃないぜ!選球眼の良いナカジがこの空気を読めなかったとは思えないが、SB戦でファルケンボーグを打った時の様な集中力が欠如していた。 6回には何故か続投を命じられた野上が2失点すると、後は白けた展開に。結局、楽天打線に15被安打では話にならず、いつの間にか3塁側スタンドは空席だらけに。大差が付いてからの岡本篤や長田の投入は不可解。これだったら岩尾を敗戦処理要員として残しておけば良かったし、工藤の投入でファンの足を引き留めるのも策かと...。 こんな試合を見せられたファンはストレスが溜まったぞ!!!。明日は、涌井で勝たんと、SBの背中もロッテの背中も遠くなり、ハムにも自信を付けさせてしまう。 試合後、工藤と野上とブラウンが2軍降格、替わって坂田、藤田、グラマンが昇格した。グラマンは今季初昇格で左のセットアップ役として期待したい。藤田は頭部死球後の精神的後遺症に悩まされ、前回のファームでの登板も本塁打を浴びており見切り昇格だ。 本当に1位になって日本一を目指すなら、ごちゃごちゃ言わず、「打って、守って」相手を叩きのめす野球の原点に立ち返って試合に勝つこと!! 第2戦は涌井とラズナー。ラズナーは過去に何度も打ちこんでいる投手だ!3戦目は帆足とマー君だ! ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.28 13:25:53
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