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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2010
▼埼玉西武-東北楽天 16回戦(埼玉西武10勝6敗) 観衆28,856人
最下位が定位置の楽天相手に連敗ストップをしたかった初戦で、平野以下投手陣が二桁失点を喫し連敗は7まで伸びてしまいました。 大事な時期の大型連敗は痛いの一言では済まされない打撃がありますので、2戦目の今日はエース涌井が責任を持って勝利に導いて欲しい試合前でしたが...。 先発は涌井とラズナーでした。 立ち上がりが不安定な涌井ですが、初回、2死無走者から連続四球をきっかけに1失点。5回にはルイーズの2ランなどで3失点、更に悪いことに草野の打球を足に受けて負傷降板。投球数も119球と多く、持っても6回が限界でしょう。 0-4と劣勢に立たされ、ただでさえ重苦しいスタンドの雰囲気がどんよりとしてきましたが、6回裏、代打平尾の2点打で、その後にチャンスで片岡にまわるも併殺打で球場には大きなため息がこだました。片岡は今季、こういった場面でことごとく凡退するので、スタンドでも「期待薄」で「あわよくば」という心境でしたが、併殺打では話にならん。 その片岡、8回の1死満塁で再び打席が。ボックスに向かう前に森コーチが何かを耳打ちし、放った打球は2点打となる。1点差となり3番4番となりゃ「逆転」を信じて、スタンドのファンは何時もより大きな声援を送る。 この声援に動揺したのは楽天バッテリーで、何と小山の投球を嶋がそらし同点に。しかし、この場面でナカジも中村も凡退。この逸機が最後まで響いた。 延長戦に突入し、シコースキーを3回投げさせるなど勝利への執念を見せたが、10回と12回に併殺打で得点出来ず。結局、今季初の引き分けで連敗ストップは明日に持ち越し。 今日は15安打を放つが4併殺打で得点は5点止まり。特にチャンスにナカジが凡退、中村は4三振では大量点は望めない。 逆に楽天は4-0と中盤でリードしながらも拙攻と継投ミスで勝利をフイにしたので、この引き分けはどちらも勝ちたかっただろうが、首位争いをしている西武は負けなかったので良しとするしかない。 さて、この試合、8回にグラマンが久し振りの登板。ブラウンの抹消を受けての昇格で、1軍不在のブランクを埋められるかに注目した。 ファームでは7月から登板しているが、やはり、手術後の影響はあるようだ。スピードも144キロ前後が多く、抑え時代と比べて変化球の割合が多かった。直球のキレももう一つで、自らの3塁悪送球で1失点(自責点0)だった。 この守備も含めて試合勘が完全に戻っていない様子だが、まあ、少しずつ1軍の試合に慣れてくれることに期待したい。半面、この時期にブラウンを抹消したことで、シーズン後の残留は微妙になってきたのだろうか?こちらも気になる。 それにしても5時間超の試合は観戦する方も疲れました。何時もルートではバスが終わっているので、遠回りのルートで帰宅したら時計の針は既に0時を過ぎて29日になっていました。 <ナベQ監督のインタビュー> 良く追いついてくれた。ただ、延長に入ってお互いにチャンスはあったけど、ウチとしては1点を取らないといけないゲームだった。今日はみんな良く粘ったと思います。 シコースキーは登板間隔も空いていたし、負けられないゲームなので出来れば2イニングスという感じでしたが、2回を投げても点が入らなかったので、もう1イニング行ってもらいました。良く投げてくれたと思います。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.30 23:27:16
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