|
テーマ:洋楽(3398)
カテゴリ:音楽
「ラバーズ・コンチェルト」は1965年に、黒人女性3人グループ「The Toys」が発表して、ヒットチャート2位にまで上るヒットを記録した名曲です。 元々はクラシックのバッハの曲『メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114』をベースに、アメリカのサンディ・リンザーとデニー・ランドルが、ポップソングとしてアレンジしたもの。 クラシックの名曲をポップスにアレンジする手法は珍しくは無いのですが、私もバッハがこの曲のベースと聞いていましたが、実はその原曲はバッハではなく同時代の作曲家クリスティアン・ペツォールトの曲であるとの説が正しいそうです。 このTHE TOYSが歌ってヒットしたラバーズ・コンチェルトは、その後、ジャズシンガーとして有名なサラ・ヴォーンや、ダイアナ・ロスが「シュープリームズ」時代にも歌っています。 THE TOYSのバージョンはアレンジも演奏もシンプルで、リード・ヴォーカルに2人のコーラスが加わり、最後は3人でハモっています。シュープリームズも大体同じ流れですが、ダイアナ・ロスの歌唱力の方がTHE TOYSよりは勝っていると思います。 日本ではサラ・ヴォーンの歌声の方がCMソングとして起用されていたので、オリジナルのTHE TOYSのバージョンより有名な様です。サラ・ヴォーンはまるで男性が歌っているかのような歌唱法ですが、歌唱力もアレンジも見事に一体化していますね。 また、その後、日本でもザ・ピーナッツや薬師丸ひろ子なども歌っているそうで(私はそれらのアルバム持っていません)、いまや、世界中でカバーされている名曲と言えるでしょう。 私は、オリジナルのTHE TOYSのバージョンをCDで持っています。と言っても、オリジナル・アルバムではなくて、「BILLBOARD TOP ROCK'N'ROLL HITS 1965」というコンピレーション・アルバムに収録されているものです。 <A LOVER'S CONCERTO 歌詞> How gentle is the rain That falls softly on the meadow Birds high above in the trees Serenade the flowers with their melodies oh oh oh See there beyond the hill The bright color of the rainbow Some magic from above Made this day for us Just to fall in love Now I belong to you From this day until forever Just love me tenderly And I'll give to you every part of me oh oh oh Don't ever make me cry Through long lonely nights without love Be always true to me Kept it stay in your heart eternally Someday we shall return to this place upon The meadow We'll walk out in the rain Hear the bird's above singing once again oh oh oh * You'll hold me in your arms And say once again, you love me And if your love is true Everything will be just as wonderful (*Repeat) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.20 00:07:17
コメント(0) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事
|