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テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:スポーツ・格闘技
WBAバンタム級王座決定戦は、さいたまスーパーアリーナで行われ、同級2位の亀田興毅が、「日本人キラー」で同級5位のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)を3-0の判定で下し、日本人初の3階級制覇を達成した。 チャンピオン経験者同士の王者決定戦は、序盤から打ち合いになった。強打を誇るムニョスは、過去7度の日本人との対戦に全て勝利し、今回もムニョス有利と見られていたが、ムニョスも一時実戦から遠ざかっていたことから、スタミナ勝負になると亀田にも勝機ありとの予想も。 ムニョスは亀田の覗き見スタイルのガードの上からもガンガンパンチを集めKO狙いのボクシング。対する亀田はガードを徹底的に固めてムニョスのパンチをもらわず、足で攪乱してボディやカウンター狙いの戦法。 亀田はムニョスがパンチを繰り出す時にガードが甘くなる所を再三カウンターをヒットさせるも決定打とはならなかった。それでもパンチの的確性ではムニョスの強打を上回っていたのは事実で、後は3人のジャッジがムニョスの強打と手数を取るのか、それとも亀田の防御とパンチの的確性を取るかで勝敗は分かれそうな雰囲気に。 ムニョスは6Rにクリンチ際に亀田の後頭部に(ラビット)パンチを打ち、主審に1点減点を食らう。両者打ち合いが続く中、迎えた最終ラウンド。 亀田はコーナーから奇声を発し気合いを入れ、ムニョスを迎え撃つ。途中、大声で気合いを入れムニョスが怯んだすきに左ボディがヒットしムニョスをダウンさせた。立ち上がったムニョスにパンチの雨を降らせるが、ムニョスも必死に防戦し勝負は判定に。 最終ラウンドにダウンを奪った亀田が3-0(115-111、116-109、117-109)の判定で元王者のムニョスを破り、日本人初の3階級制覇を成し遂げた。 亀田興毅の戦績は25戦24勝1敗(15KO)。 次男でフライ級王者の亀田大毅は同級14位の挑戦者シルビオ・オルティアーヌ(ルーマニア)を2―1の判定で下し、2度目の防衛に成功した。亀田大の戦績は21戦19勝(11KO)2敗。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.26 23:31:38
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