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カテゴリ:ヨーロッパ映画
10-85.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1
■原題:Harry Potter And The Deathly Hallows:Part 1 ■製作年・国:2010年、アメリカ・イギリス ■上映時間:146分 ■字幕:岸田恵子 ■鑑賞日:12月30日、吉祥寺セントラル(吉祥寺) ■料金:1,000円 □脚本:スティーヴン・クローブス □原作:J・K・ローリング □衣装デザイン:ジャイニー・テマイム ◆ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター) ◆エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー) ◆ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー) ◆マイケル・ガンボン(アルバス・ダンブルドア) ◆レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿) ◆ヘレナ・ボナム=カーター(ベアトリックス・レストレンジ) ◆アラン・リックマン(セブルス・スネイプ先生) ◆ジョン・ハート(オリバンダー老人) 【この映画について】(ネタバレあり) 「ハリー・ポッター」シリーズの最終章となる第7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」。史上最強ファンタジーの歴史的フィナーレは、映画一本分の時間ではとうてい収まらず、二部構成で描かれることに(PART2は2011年7月15日公開)。 前編となる本作で、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモートの手中に墜ちたホグワーツ魔法学校には戻らず、いよいよヴォルデモートを倒す旅に出る。もちろん闇の勢力はハリーたちを常に狙っているので、安全な旅ではない。しかも道を指し示してくれる人もいないので、自分たちで考えて行動しなくてはならないのだ。 死喰い人から逃れ、ロンドンの雑踏に紛れた3人が頼りなく不安げな表情を浮かべる場面は、本作の象徴的なシーン。“三人寄れば文殊の知恵”とばかりに、心細いながらも、必死に解決の糸口を探していくハリーたち。彼らの冒険は、本当の意味でいま始まったばかりなのだ。 監督は、第5作から引き続きデヴィッド・イェーツ。出演はレギュラー陣のほか、「愛を読むひと」のレイフ・ファインズ。 (この項、gooより転載しました) 【ストーリー&感想】(ネタバレあり) セブルス・スネイプが放った死の呪文によってホグワーツ校長・アルバス・ダンブルドアは命を落とし、死喰い人(デス・イーター)として帰還したスネイプは、ドラコ・マルフォイ達を連れて姿を消した…。 それから1年後、スネイプに敗れたハリー・ポッターは、7年生に進級するはずだったが、前年(謎のプリンス)にダンブルドアがハリーに遺した仕事「ヴォルデモートを滅ぼす唯一の方法である分霊箱の破壊」を遂行するため学校には行かず、親友のロン、ハーマイオニーと共に旅に出た。しかし、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。苛立ったハリーは謎の遺言や、中途半端なヒントしか残してくれなかったダンブルドアに対して疑念と不信感を強めていった。 そして、ハリー達が旅をしている間にもヴォルデモートと彼の率いる死喰い人の一大集団が着々と手を伸ばしていた。ヴォルデモート達によって魔法省は乗っ取られ、魔法大臣のスクリムジョールが殺害される。それによって、ホグワーツもまたスネイプが校長になるなどの数々の異変が起きていた。 ハリーは、次々に起こる仲間の死に耐えながらも、ダンブルドアの驚くべき真実や、母・リリーとスネイプの間にあった知られざる哀しき過去、それによるスネイプの悲壮な覚悟と決意、死の秘宝の秘密、そして分霊箱のありかなど、今までの6年間で明かされなかった全ての真実を解き明かしながら、避けることのできないヴォルデモートとの最終決戦に備え、準備を進めていく。 ハリーは、自分の過去によって決められた運命に、まだ気づいていなかった。しかし彼が“生き残った男の子”になった日から、彼の運命は決まっていた。初めてホグワーツの門をくぐった日から積み重ねてきた準備は、ヴォルデモート卿との決着の日のためだった。 HPシリーズもいよいよ最終ラウンドへと入って行った訳で、2部制なので今回のパート1だけでは、まだまだラストが見えてこない。そればかりか「ここで終わりなの?」ってな感じでパート1が終わっただけでに、製作サイドとしては余韻を残しながらのパート2でフィニッシュさせたいとの意図なのだろうか? シリーズも7作目となると子役たちも今ではすっかり大人の仲間入りを果たして、ダニエル・ラドクリフもエマ・ワトソンも子供の頃の面影を残しつつ大人になったんだね。 子役たちの成長をシリーズ毎に感じつつも、7作目となると何となく惰性で観ている部分もあって、シリーズの1~3作目あたりに感じた良い意味でのワクワク感が失せてきたかな? 子役たちの青春時代ってハリポタと共にあった感じで、連中のハリポタ作品以外の出演作も観てみたい。余りにもハリポタでの役柄が染み付いてしまうと、今後のキャリアにも影響が出そう。 そろそろ、俳優としてどういうカラーを出したいのかを我々に示してもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.12 14:39:03
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