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テーマ:心のままに独り言(8842)
カテゴリ:管理人のつぶやき
昨年のX’mas時期の12月25日、前橋市(群馬県)の中央児童相談所に、「伊達直人」名義でランドセル10個が届いた。謎の送り主からのX’masプレゼントは開封する前に警察に届けられたが、善意による贈り物と直ちに判明し、しかも「伊達直人」という名前は、昭和40年代の人気プロレスアニメ「タイガーマスク」の本名である。 今の若い世代にはタイガーマスクと言っても、プロレス通でなければ知らないだろうが、当時小学生だった管理人はこのアニメが大好きでいつも見ていました。 簡単に言えば、孤児として児童施設で育った「伊達直人」が、プロレス養成所「虎の穴」で修行して一躍タイガーマスクとして人気を得て、自分が育った児童施設に正体を隠して度々子供たちに贈り物をするという話だ。従って、この時代にアニメをみて育った世代は40代後半から50代までか、その世代の親となると70代の可能性もある。 今年の元旦に小田原市の児童相談所にランドセルが6個届くと、7日から連日のように日本各地で「伊達直人」からの贈り物が児童相談所に届くようになる。 贈り物もランドセルだけではなく、商品券や文房具やプラモデルまでもが届いたケースもある。こうした善意の輪が日本国内に飛び火し、良い意味での社会現象化しつつあり、久し振りに心温まるニュースが届けられ、まだまだ善意の輪は広がりそうでこれからも、「伊達直人」運動が広まれば良いね! ただ、その一方で、民主党(国民新党連立)政権の子供手当ばらまきと比べて、こうした善意の輪の方が直接恵まれない子供に届くので、もらった方も嬉しいと思う。その反面、児童相談所運営上の予算不足や人員不足が招いた結果とも考えられる。 政府や自治体は、この「伊達直人運動」から何かを学ばなければならない。補助金や手当をばらまいていただけでは、本当に困っている所には届かないということを肝に銘じてもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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